1日1食生活を半年続けた結果は?実体験からわかったメリットとデメリット

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最終更新日 2025年7月8日

「1日1食生活って実際どうなの?」と気になっている人も多いはず。

最近では1日3食食べるよりも、夜だけ食べる「1日1食生活」をしている人が増えており、芸能人の中にも1日1食生活を続けている人がいます。

竜崎
私も半信半疑で始めてみた結果、体調・メンタル・体重などに意外な変化が起きました。

この記事では、1日1食生活を半年続けてわかったリアルなメリット・デメリットを実体験ベースで詳しく紹介します。

1日3食は食べすぎなのか、1日1食生活に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

1日1食は健康に良い?実体験で検証

おそらく、多くの人は「1日1食生活では栄養が足りず、体に悪いんじゃないか?」と感じるでしょう。

いくら1日3食が食べすぎであるとは言え、1日1食ではエネルギーが足りず、元気もなくなるのではないか。

竜崎
論より証拠ということで、実際に半年以上の間、1日1食生活を実践してみました。

結論から言うと、1日1食生活で感じた効果は、どちらかというとメリットよりもデメリットのほうが大きかったということ。

この記事、夜だけ食べる1日1食生活を半年以上実践して感じた、メリットとデメリットをまとめて紹介していきます。

 

1日3食は食べすぎ?現代人の消費カロリーと食習慣

一般的な認識では、1日3食しっかり食べる生活は「健康的で規則正しい生活」と思われています。

竜崎
私も子どものころから、「ちゃんとご飯を食べなさい」「残さずたくさん食べなさい」と言われ、1日3食食べることに何の疑いも抱いていませんでした。

しかし、最近では「1日3食は食べすぎ」と言われるようになり、断食などで食事を減らすことの健康効果が目立ってきています。

では、1日3食のどこが食べすぎなのか。

 

1日3食は現代人にとっては食べすぎ

まず、現代でよく言われている「1日3食=健康」というのは、今の若者の親の世代が持っている価値観の一つに過ぎません。

昔は今と比べ、車を所有している人や、デスクワークといった仕事が少なく、日常的に体を動かす習慣が多かった時代です。

そのため、1日のカロリー消費を考えると、1日3食食べて栄養を摂ることが健康には必要なことだったかもしれません。

しかし、現代社会は昔と比べ利便性が向上し、日常生活でも「歩く」という行動が減り、仕事も肉体労働よりも事務系・パソコン系のデスクワークなどの仕事が多くなっている。

さらに、長時間労働やブラック企業などの問題もあり、1日の労働時間は増える一方で、運動量は昔と比べ低下している。

そうした生活の中で1日3食食べていると、体のエネルギー消費量よりもカロリー摂取量のほうが多くなり、日常的にカロリーオーバー、結果として肥満や病気などの原因になってしまいます。

だからこそ、現代では1日3食は食べすぎと言われているのです。

 

1日3食は常にカロリーオーバー状態

また、人が1食を完全に消化するまでの時間は約18時間と言われていますが、こうした観点からも1日3食は食べすぎと言われています。

たとえば、夕食を19時に食べたとして、朝食を次の日の7時に食べたとすると12時間しか経っていません。

これでは体が前日分の食事を消化する前に新しい食事が胃に入り、胃や腸などの消化器官が消化に追われ、休まる時間がなくなってしまいます。

竜崎
疲れが中々とれない、体が重たく感じるというのも、消化器官の疲れから来ていると言われているほどです。

つまり、現代人にとっての1日3食は、エネルギーの消費量とカロリー摂取量の面からみると食べすぎであり、運動量が減った現代で普通の食事以外にもお菓子を食べたりお酒を飲んだりすれば、ちょっとどころかかなりカロリーオーバーの状態になるということ。

そして、カロリーの摂りすぎによる肥満や糖尿病などが、ガンや心筋梗塞などの病気にかかる可能性を高めているのです。

 

食生活が病気につながる

最近では、現代人の病気の原因のほとんどは食生活が原因とも言われています。

昔と比べて運動量が減ったにもかかわらず、マクドナルドやミスタードーナツなどのカロリーの高いファーストフードなどを食べる量がどんどん増え、体が食事を消化しきる前に次から次へと新しい食事が胃の中に放り込まれる。

食べすぎや間食、お酒で毎日のカロリーオーバーは当たり前、そして食べ過ぎによって体が重くてだるいので運動不足になるのも当たり前。

その毎日の積み重ねが、肥満や生活習慣病、糖尿病などといった病気という形で体にあらわれてしまう。

竜崎
さすがに「病気のほとんどが食生活が原因」は言いすぎだとは思いますが、食べすぎで肥満になり、その結果病気になる確率が高くなるというのは納得がいきます。

今の現代人の病気の死因第1位はガンです。

しかし、昔の時代の人たちの病気の死因には、ガンはほぼ存在しません。

もともと日本では1日2食が普通で、1日2食で今よりも体を使いながら生きていたのにも関わらず、ガンや心筋梗塞といった病気で死んでいく人がほとんどいませんでした(多くの死因は疫病など)。

その一方で、現代人の死因にはガンや心筋梗塞、脳卒中などの病気が常に上位にランクインしている。

このことからも、現代人の病気が少なからず食生活が原因である、と考えられます。

私が1日1食生活を試してみようと思ったのは、こうした理由からです。

 

1日1食生活のメリット3選【時間・お金・集中力】」

ここからは、1日1食生活を実践して感じたメリットを紹介します。

 

食事の時間がかからない

1日1食生活にすると、今までかかっていた食事の時間がなくなります。

少し朝寝坊しても問題なく、昼も食事のために時間を割かなくていいので、1日がかなりシンプルです。

竜崎
私はフリーランスなので基本は家でずっと仕事をしていますが、昼ご飯を食べないことで、仕事の時間が増えました。

食事が休憩になるタイプの人からすれば、食事の時間がなくなることはデメリットかもしれませんが、どちらからというと私は食事の時間はできるだけ減らしたいタイプです。

昼ご飯のために仕事を中断せずにすむことは、時間の使い方という観点からは大きなメリットでした。

 

眠くならない

私が実践していた1日1食の1食は夜だけなので、昼ご飯は食べませんでした。

そして、昼ご飯を食べないと、眠気も来ないので仕事がかなりはかどります。

竜崎
ご飯を食べると眠くなるのは全人類共通のことですが、逆に言えばご飯を食べなければ眠くならないということ。

昼ご飯を食べると血糖値が上昇するため、どうしても眠気がきます。

とくに睡眠不足のときほど、昼ご飯を食べないメリットは大きいです。

 

お金が貯まる

健康には関係ありませんが、お金が貯まることは1日1食生活で得られる大きなメリットです。

私の1日1食生活は朝と昼を抜いて夜だけしか食べないスタイルでしたが、これだと当たり前に食費がかかりません。

朝食用にパンを買うこともなく、昼食に弁当などを買うこともなく、もちろん間食やお酒も飲まないので、コンビニで買い物をするということがほとんどありません。

そのため、「貯金しよう!」と意識しなくとも、自然とお金が貯まっていきます。

 

1日1食生活のデメリット6選【冷え・鬱・便秘など】

次は、1日1食生活を実践して感じたデメリットです。

 

疲れやすくなる

私が1日1食生活をはじめて真っ先に感じたのは、疲れやすくなること。

夜だけ食べる1日1食生活だと、朝も昼も食べないので、当然エネルギーが補給されません。

いくら夜にガッツリ食べたとしても、次の日の夜まで何も食べないでいると、体が疲れやすくなります。

竜崎
とくに夕方にもなると動くのも億劫になり、ただただ元気がない状態です。

仕事で頭や体を使うのであれば、朝も昼も食べない生活はかなりつらく、体力的に厳しいと言わざるを得ません。

 

体が冷えやすくなる

私は元々末端冷え性なのですが、1日1食生活にしたときは体がかなり冷えやすくなりました。

体温を生むのは食べ物でもあるため、カロリーという熱が補給されないのであれば、体が温まらないのも当然。

竜崎
常に体温を測っていたわけではありませんが、1日1食生活のときは1日3食のときよりも平熱が0.5℃前後低くなっていました。

もちろん、冷え性も治るどころが悪化し、夏でも足先は冷えたまま。

体温が低い人や、冷え性の人に1日1食生活は向いていません。

 

鬱っぽくなる

1日3食が健康なのかどうかはともかく、たくさん食べればそれだけ元気が出ます。

しかし、1日1食生活だと体が疲れやすくなると同時に、メンタルも暗くなりがちです。

竜崎
食べすぎが体に悪いとしても、食べなさすぎもまたメンタルに悪いというのを身に染みて実感しました。

頭の中もネガティブで暗いことばかり考えがちになり、楽しいことも何も感じなくなります。

健康やダイエットのために1日1食生活をしても、メンタルが暗くなって鬱っぽくなるのでは本末転倒です。

 

暴飲暴食しがち

厳密に言うと、私が実践していた1日1食生活では、チートデイとして週に1回、日曜日だけ何でも食べてOKの日にしていました。

ですが、これが逆に体には悪影響になっていて、日曜だけチートデイにすると、とにかく何でもかんでも暴飲暴食したくなります。

竜崎
土曜日からすでにチートデイのことで頭がいっぱいになり、日曜の朝から夜まで貪るように食べ尽くす。

暴飲暴食によって血糖値は急激に上がり、インスリンスパイクによる低血糖の反応もかなりすごかったです。

日曜の夜には体調も悪くなり、胸やけや胃もたれ、メンタルもかなりズタボロになりました。

1日1食生活は慢性的に栄養が足りていないので、チートデイの反動は体にとってかなりきついです。

 

痩せすぎる

痩せるなどのダイエット効果を期待して1日1食生活をはじめる人もいますが、結論から言うと、1日1食生活は痩せます。

1日1食生活だと必然的にカロリーが少なくなり、夜にどれだけ食べても大体2000カロリー前後なので、太ることはまずありません。

竜崎
私の場合は痩せるどころか痩せすぎでガリガリになり、体重は一時45kgぐらいまで減りました。

その頃は会社員で体を動かす仕事もしていたので、1日1食生活をはじめて数か月で体重は激減しました。

1日1食生活にダイエット効果はあるのは言うまでもありませんが、すでに痩せている人が実践すると急激に体重が減るので注意してください。

脂肪というか筋肉が減っているような痩せ方なので、プロテインを飲むなどの工夫が必要です。

 

便秘になる

1日1食生活をはじめると、胃腸の調子はかなり良くなります。

というのも、食事の量が減って胃や腸が消化に追われることがなくなれば、1日3食で乱れていた消化機能が自然と正常に戻っていきます。

ですが、食べる量が少ないということは、それだけ出す量も大きく減るということ。

竜崎
私の場合は、1日1食生活をはじめてから毎日便秘になりました。

少し汚い話ですが、便もウサギのウンチように硬くて小さなコロコロのようなタイプになり、お腹が空きすぎて出るものが出ない状態です。

正直、1日1食生活の中で一番つらいのが便秘と言っても過言ではありません。

ダイエットで食事制限をすると便秘になる人も多いので、症状としては同じものだと思います。

 

【結論】健康に大切なのは“食べ方”だった

1日1食生活を実践して感じた効果についてまとめてきましたが、私の結論としては1日1食生活はあまり良くないということ。

そして、1日3食は食べすぎなのではなく、大切なのは食事の内容ということです。

1日1食でも暴飲暴食すれば不健康になり、1日3食でファーストフードやカロリーが高いものばかり食べていれば不健康になります。

竜崎
1日1食と1日3食のどちらも実践した結果、私の場合は1日3食でタンパク質中心の食生活が一番体調が良く、健康的な状態です。

もちろん、食生活は人によって合う合わないがあるので一概には言えませんが、個人的には1日1食よりも、栄養バランスの良い食事を1日3食食べるほうが健康になると実感しています。

痩せたりダイエット目的で1日1食生活に興味を持つ人も多いと思いますが、1日1食生活の痩せ方は不健康で、ずっと1日1食生活を実践するのはおすすめしません。

それよりも、1日3食でもタンパク質を中心にした食事のほうが健康的に痩せられるので、試してみてください。

 

1日1食生活でよくある質問

1日1食生活でよくある質問と回答です。

 

Q. 1日1食生活は誰に向いていますか?

A. 基本的には運動量が少ない人や、集中して仕事をしたい人に向いていますが、冷え性・痩せ型・メンタルが不安定な人にはおすすめできません。

 

Q. 1日1食でも栄養は足りますか?

A. 内容次第では足りますが、バランスが偏りやすく、タンパク質・ビタミン・鉄分などが不足しがちです。

 

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まとめ

体を動かすことが減り、運動不足になりがちな現代で1日3食は食べすぎかもしれません。

ですが、だからといって1日1食にすれば健康になれるとは限りません。

竜崎
1日1食生活を実践した結果としては、メリットよりもデメリットのほうが大きく、1日3食のほうが健康的だと実感しました。

ダメなのは1日3食ではなく、カロリー過多な3食です。

カロリーが大きいものばかり食べれば食べすぎになりますし、間食をすれば1日の摂取カロリーも増えます。

その解決策は1日1食生活ではなく、栄養バランスの良い食生活です。

この記事が1日3食は食べすぎなのか気になっている人や、1日1食生活に興味がある人の参考になればうれしいです。

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