最終更新日 2025年6月24日
- 豊かな人生とは、どんな人生なのか。
- お金がなくても、豊かな人生は遅れるのか。
- 豊かな人生を送るには、どうすればいいのか。
こうしたことを考えている人は少なくありません。
なにを隠そう、私自身、豊かな人生とはどんな人生なのか、常日頃からずっと考えています。
ですが、「豊かな人生」は人によって答えが異なり、一概に「これが豊かな人生だ!」と言えるものはありません。
そのため、この記事では、私が思う豊かな人生を解説し、豊かな人生を送るためにはどうすればいいかを解説していきます。
豊かな人生を生きたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
豊かな人生とはどんな人生?
「豊か」と聞くと、多くの人は「お金をたくさん持っている」「自由に生きている」状態だと思いがちです。
たしかに、お金は人生の選択肢を増やすために大事なものですが、だからといって「お金がないと豊かな人生を生きられない」ということではありません。
豊かな人生とは、心の余裕を持ち、自分の大切なものを大切にしている人生のこと。
これが、私が思う豊かな人生です。
たとえお金だけあっても、毎日仕事に追われ、時間も余裕もない状態だと、豊かな人生とは言えない。
豊かな人生には「心の余裕」と「大切なもの」の2つが不可欠なのです。
お金では豊かな人生は買えない
心理学の研究では、幸せとお金には相関関係があまり見られないという研究結果があります。
具体的には、人は年収800万円を超えると、それ以上にお金を稼いでも幸福度には大して影響を与えないというものです。
もちろん、人によって誤差はあると思いますが、「お金だけで幸せな人生になるわけではない」ことはなんとなく理解できます。

お金持ちが豊かな人生を送れるとは限らないように、「お金」と「豊かな人生」はまったくの別物なのです。
とはいえ、お金がまったくなければ衣食住が満たせず、心も貧しくなり、生きているのが楽しくないのも事実。
つまり、豊かな人生にお金は必須ではないけれど、最低限の生活するためにはお金は不可欠ということです。
豊かな人生=大切なものを大切にしている人生
豊かさがお金で決まらないのだとすれば、どうすれば豊かな人生になるのか。
それは、自分が大切に感じるものを大切にし、心が満たされている状態こそ、豊かな人生を生きている状態です。
たとえば、家族や友達、仕事や恋愛、趣味や娯楽など、自分の好きなものや大切なものに囲まれた生活は、豊かな人生と考えて間違いありません。
仕事が好きな人にとっては、仕事に没頭する人生が豊かな人生かもしれません。
大切なものは1人ひとり異なりますが、人は「大切なものを大切にしているとき」が一番豊かさを感じる瞬間です。
豊かな人生を考えるときには、まずは自分にとっての「大切なもの」を考える必要があります。
そしてもうひとつ、豊かな人生には「心の余裕」も不可欠です。
豊かな人生には心の余裕が必要
人によって「豊かさ」の定義は違うかもしれませんが、豊かさと余裕には深いつながりがあります。
というのも、心に余裕がないとせっかく豊かな環境の中にいたとしても、その豊かさに気づくことができません。
仕事や人間関係など、毎日時間に追われている生活では「あぁ~、豊かな人生だなぁ」とは思えないはずです。
心の余裕は、豊かさに気づくために必要なもの。
心に余裕がないと、些細なことですぐに怒ったり、イライラして機嫌が悪くなったりなど、豊かさとは無縁になります。
お金があれば心に余裕ができると思う人もいるかもしれませんが、心の余裕はお金よりも、本人の人間性に大きく左右されるものです。

でも、現実はお金がなくても優しくて心が広い人がいたり、お金持ちなのにケチで性格が悪い人がいます。
心の余裕は状況や環境によっても多少は左右されますが、一番大事なのは人間性なのです。
豊かな人生を送るために必要なこと
豊かな人生にはお金ではなく、「大切なもの」と「心の余裕」の2つが不可欠です。
では、その2つを持つためにはどうすればいいのか。
ここからは、豊かな人生を送るために必要なことを解説していきます。
柔軟性を持つ
豊かな人生を送るためには、柔軟性が大事です。
豊かに生きるには心に余裕がなければならず、余裕がないと、どんな状態でも豊かさを感じられません。
つまり、豊かな人生には心の余裕が必要であり、心の余裕を持つために柔軟性が必要ということです。

柔軟性がないと、思い通りにいかないことが起きると心に余裕がなくなり、豊かさも感じられません。
もちろん、柔軟性があるからといって、何もかも受け入れられるわけではなく、どうしても余裕がなくなることもあります。
ですが、柔軟性があれば、普通の人よりも心に余裕を持つことができ、豊かさも感じやすくなります。
柔軟性を持つコツは、以下の2つを意識するのが効果的です。
- 何事にも期待しない。
- 他人に対して寛容性を持つ。
期待しない生き方については、以下の記事で詳しく解説しているので読んでみてください。
私自身、期待しない生き方になってから、毎日生きるのが楽になり、心の余裕も生まれ、豊かさを感じられています。
自分にとって大切なものを知る
豊かな人生は「自分の大切なものを大切にしている状態」であり、大切なものがない人生は豊かな人生にはなりません。
たとえば、友達や恋人、家族といった「人間関係」、ゲームや映画、音楽やスポーツといった「趣味」、おもちゃや楽器といった「モノ」でも大切なものになります。
「そんなものないよ~」と思っている人も、本当は大切なのにそれを「当たり前」と思い込み、「大切」だと気づけていないことがほとんどです。
どんな人でも、大切なものは何か1つは持っているもの。
自分にとって大切なものを知ることで、手にしているものに感謝することができ、その感謝の気持ちが豊かな人生につながる。
では、どうすれば自分の大切なものに気づけるのか。
ガッカリするかもしれませんが、自分にとって大切なものを知るには、自分と向き合うしか方法はありません。

きちんと自分自身の内面と向き合い、自分の人生観や価値観、幸福感などを通して何が自分にとって本当に大切か気づかなければなりません。
自分にとっての大切なものは、豊かな人生の保証書のようなもの。
他人や周りの目など気にせず、自分にとって本当に大切にしたいものを見つけてみましょう。
やりたいことをやる
豊かに生きたいと思うなら、やりたいことをやることが何よりも大事です。
ありきたりかもしれませんが、やりたいことをやらない人生は決して豊かな人生とは言えません。

そして、人が本当に心が満たされる瞬間というのは、やりたいことをやっているときしかありません。
実際、多くの人が豊かさを感じられないのは、自分がやりたいことをほとんどやっていないからです。
- 「お金がない」
- 「やりたいことをやる時間がない」
- 「仕事で疲れていてそこまで気力がない」
- 「そもそもやりたいことがない」
やりたいことができないのには、人それぞれ理由があります。
しかし、上記はすべて「言い訳」であって、絶対にできないわけではありません。
お金がないならお金を稼ぐ、時間がないならダラダラする時間をなくす、気力がないなら働き方を変えてみるなど、工夫すればいくらでもやりたいことをやるチャンスがあります。
やりたいことができない理由は人それぞれ違いますが、大体は以下のような方法で解決できます。
✅時間や気力の関係でできない人は、やりたいことができる時間を確保できる環境に身を置く。
✅お金の関係でできない人は、お金がかからずにやる方法を考えるか、お金を稼ぐか、お金を調達する方法を考える。
✅そもそもやりたいことがない人は、片っ端から興味のある対象に手を出してみる。
豊かさは誰かが運んできてくれるものではなく、自分自身で感じるもの、自分の行動で感じられるようにするものなのです。
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まとめ:豊かな人生は、豊かさに気づくことからはじまる
豊かさはお金で感じるものではなく、大切なものを大切にし、心の余裕がある状態で感じるものです。
心に余裕がなければ豊かさを感じることができず、大切なものがないと満たされた人生にもなりません。
どんな状況や環境にいたとしても、心の余裕と大切なものを持っていれば人生に豊かさを感じることができます。
とくに自分にとって大切なものがわからない人は多いので、まずは自分が手にしている幸せに気づくことからはじめてみてください。
今まで「当たり前」だと思っていたものが、実は「当たり前」ではないことに気づければ、毎日の豊かさにも気づけるはずです。