最終更新日 2024年2月5日
こんにちは、竜崎(@ddd__web)です。
みなさんは、以下のようなことを思ったことはありませんか?
- 自分の居場所となる心の拠り所が欲しい。
- 不安なときやつらいときに、安心できる場所が欲しい。
- 心の拠り所がない場合、どうすればいいのか。
ハッキリ言うと、心の拠り所は生きていく上でとても大切なものです。
精神的な疲れを癒してくれたり、不安なときに安心できる場所、心の支えのような場所がある人は人生を楽しく生きられます。
しかしその一方で、心の拠り所は作るのが難しいものでもあり、ハッキリと「これが自分の心の拠り所です」と言える人は多くないでしょう。
ではどうすれば、心の拠り所となる場所を持つことができるのか。
今回の記事では、なぜ心の拠り所が必要なのかを解説し、後半では心の拠り所の作り方を紹介していきます。
心の拠り所は人生というマラソンを走るための武器であり、心を守るための防具でもあります。
心の拠り所がない人、どうすれば心の拠り所を作れるのか知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
人生には心の拠り所が必要
心の拠り所を持つというのは「自分の居場所を持つ」ということです。
人は自分の居場所があると思えば強くいられますが、居場所がないと思うと精神的に弱くなってしまいます。
心の拠り所は不安を抑え、精神的に安定するためにも必要なものなのです。
ここからはまず、人生には心の拠り所が必要な理由について解説していきます。
ポイントは、以下の3つです。
- 人は一人では生きていけない。
- 心の拠り所がないと依存しがち。
- 自己肯定感を得るためにも心の拠り所が必要。
それぞれ詳しく解説していきます。
人は一人では生きていけない
よく言われることですが、人は一人では決して生きていけません。
たとえどんなに一人が好きという人でも、完全に一人ぼっちの孤独になって生きられる人はほとんどいないはずです。
寂しいときや悲しいとき。何か仕事でミスをしたときや失恋したとき、友達に裏切られたときや人間不信になったとき。
そうしたつらくてどうしようもないときに、心の支えとなってくれるのは結局のところ他人なのです。
すべてとは言いませんが、心の拠り所となる場所の多くは、他人との関係性の中にあります。
家族だったり友達だったり、恋人だったり職場だったり、コミュニティなどの集まりなどだったり。
人は社会的な動物であり、他人とのつながりを求める生き物である以上、一人では生きていけません。
だからこそ、心の拠り所となる場所が必要なのです。
- 心の拠り所の多くは、他人との関係性の中にある。
- 人は社会的な動物である以上、一人では生きていけない。
心の拠り所があることで人は孤独感を消すことができ、自分の居場所を感じながら生きていけるのです。
心の拠り所がないと依存しがち
心の拠り所がない人はメンタルが弱くなりますが、その結果として何かに依存する人が多いです。
特に多いのがお酒やギャンブルといった娯楽依存、ほかにも恋愛依存症になる人も少なくありません。
心の拠り所がない人は不安が他人よりも大きく、その不安を解消するために何かに依存してしまう。
何かに過度に依存してしまうと、そこから抜け出すのは簡単ではありません。
依存症が良くないのは、他人がいないと人生を楽しく生きていけない点にあります。
何か依存するものがないと不安でしょうがなく、不安を解消するために依存しているのにさらに不安になる。
ずっとこの繰り返しです。
依存症から抜け出すためには、心の拠り所を持つ必要があります。
心の拠り所と依存は別であり、前者には信頼がありますが、後者には歪んだ愛情しかありません。
また、依存体質については下記の記事でも詳しく解説しているので、気になる人は読んでみてください。
自己肯定感を得るためにも心の拠り所が必要
心の拠り所がない人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
心の拠り所は「自分の居場所」と言える場所のことですが、「自分の居場所がある」と感じている人は自分に自信を持っている人が多いです。
しかし、心の拠り所がない人は自分の居場所を実感できず、「自分には価値がない」「何のために生きているんだろう」と悲観的なことを考えてしまいます。
自己肯定感とは、自分の価値や存在を自分で認められる感情のこと。
自己肯定感は人生を楽しく生きるためには不可欠なものであり、それは心の拠り所によって得られるものです。
不安などのネガティブな感情に押しつぶされてしまうのも、自己肯定感が低いことが原因だと言えるでしょう。
心の拠り所は自分の価値を実感し、自己肯定感を高めてくれるものなのです。
最近は芸能人などの自殺のニュースが多いですが、これも自己肯定感が低いことが原因だと考えられます。
度重なる誹謗中傷により、自分の価値を実感できなくなる。
たとえどれだけ有名であろうと、周りから尊敬や羨望を集めていても、自分で自分の価値を実感できなければ人は弱くなります。
たくさんの人に囲まれていても、本当に安心できる心の拠り所がないということもあり得るのです。
心の拠り所の作り方
ここまでは、人生に心の拠り所が必要な理由を解説してきました。
心の拠り所は自分を守るためにも役立ちます。
では、どうすれば心の拠り所は作ることができるのか。
ここからは、心の拠り所の作り方を紹介していきます。
その方法とは、以下の4つです。
- 身近な人間関係を大切にする。
- 趣味を生きがいにする。
- 自己肯定感が高くなることをする。
- リラックスできるものたくさん持つ。
詳しく解説していきます。
身近な人間関係を大切にする
心の拠り所を作るためには、身近な人間関係を大切にするのがおすすめです。
たとえば家族や友達、恋人や職場の同僚など、自分の身近な人間関係を大事にすること。
実際、心の拠り所となる場所はすぐ近くにあるもので、わざわざ何かのコミュニティなどに属する必要はありません。
自分のことを認めてくれる少数の人たちとの関係を大事にしていれば、そこが自分の心の拠り所となっていきます。
心の拠り所となる場所は、自分の身近な人間関係の中にある。
心の拠り所がないと言っている人の中には、「ない」のではなく「気づいていない」だけの人もたくさんいます。
家族などの身近な関係性になるほど、本当は大事にしないといけないのに素直になれない人も多いでしょう。
つまり、心の拠り所が作れるかどうかは、自分の行動次第でもあるのです。
家族や友達、そのほかの他人に対してぞんざいな態度を繰り返していれば、相手も同じ態度しか返さず、お互い居心地の悪い場所になります。
ですが、まずは自分から相手のことを大切に思い、行動で示していれば相手も心を開いてくれるものです。
心の拠り所は、そのようにして作られていくものなのです。
趣味を生きがいにする
「自分には大切に思う人間関係なんてない」という人も少なからずいるでしょう。
心の拠り所は他人との関係性の中に作られることが多いですが、人間関係が希薄でも心の拠り所を持つ方法はあります。
それは、趣味を生きがいにすることです。
自分の好きなことや得意なこと、やっていて楽しいと感じることを生きがいにすることで、それ自体が心の拠り所となっていきます。
心の拠り所は人間関係の中ではなく、趣味などの好きなことの中にも作れる。
たとえば筋トレや楽器、料理や写真、小説や映画など、それをやっている瞬間が楽しくて充実感を感じること。
そうした生きがいとも言える趣味は、つらいときや苦しいとき、不安なときや寂しいときに自分の心の拠り所になってくれます。
悲しくても歌っているだけで元気になれる。
つらくても体を動かすだけで楽しくなってくる。
こうしたものが何か一つある人は、それを心の拠り所として生きていけます。
人間関係が苦手なのであれば、無理して他人との関係性の中に心の拠り所を作る必要はありません。
友達や恋人がいない、家族とも疎遠、職場にもうまく馴染めない、そんな人でも趣味を生きがいにすることで心の拠り所は作れるのです。
自己肯定感が高くなることをする
心の拠り所と自己肯定感は深く関連しています。
心の拠り所があることで自己肯定感が得られ、自己肯定感が高くなる場所が心の拠り所となります。
つまり、心の拠り所が欲しいのであれば、自己肯定感が高くなることをすればいいということです。
「自己肯定感が得られる場所=心の拠り所=自分の居場所」
人によって自己肯定感が得られるものは違うので、何をすればいいのかは自分で考えなければなりません。
ですが、多くの人は「他人より少しうまくできること」をしているときに、自己肯定感を感じやすくなっています。
たとえば、
- 料理を他人よりもうまく作れる。
- 他人よりも歌が上手い。
- 写真を撮るのが上手。
- 文章を書くのがうまい。
といった、どんな小さなことでも問題ありません。
「他人よりも少しうまくできる」というのは自分の強みでもあり、それは自分の価値を感じる武器になります。
心の拠り所とは、自分の価値を実感できる場所のこと。それは自己肯定感が高くなる場所なのです。
心の拠り所がないと嘆いている人は、まずは自分が他人より少しうまくできることを見つけ、それを生きがいにしてみてください。
リラックスできるものをたくさん持つ
心の拠り所とは、いわばリラックスできる場所のことでもあります。
仕事や人間関係の疲れ、ストレスや不安といった感情を癒してくれる場所。
何がリラックスになるかは人それぞれ異なりますが、「心が癒される」と感じるものであれば何でもいいです。
- 散歩
- 音楽
- 映画
- 読書
- 写真
- ヨガ
- 筋トレ
- アロマ
- ゲーム
- カラオケ…etc
ポイントは「他人がリラックスできるもの」ではなく「自分がリラックスできること」をすることです。
他人にとって意味のないことでも、自分にとってリラックスできるのであれば、それが自分にとっての心の拠り所となります。
実際、心の拠り所は自分のすぐそばにあるものです。
大きな心の拠り所をひとつ持つよりも、小さな心の拠り所をたくさん持っているほうがいい。
リラックスできるものがたくさんある人は、ネガティブな感情に押しつぶされることもありません。
人間関係や趣味、自己肯定感が得られる場所がなかったとしても、心の底からリラックスできるものがあるだけで、心の拠り所はを持つことはできますよ。
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【まとめ】心の拠り所がない人は、まずは安らぐ場所を見つけよう
今回の記事では、人生には心の拠り所が必要な理由から、心の拠り所の作り方を紹介してきました。
まとめは以下のとおりです。
- 人は一人では生きていけないからこそ、心の拠り所が必要。
- 心の拠り所がないと色々なものに依存しがちで、自己肯定感も得られない。
- 身近な人間関係の中にこそ、心の拠り所となる場所がある。
- 趣味を生きがいにしたり、自己肯定感が高くなることが心の拠り所にもなる。
- リラックスできるものがたくさんある人は、心の拠り所もたくさん持てる。
人生は生きていればたくさんのつらいことや苦しいこと、悲しいことや不安なことが起こります。
そうしたときに自分の支えとなるもの、寂しさや不安を消してくれるものが心の拠り所です。
心の拠り所は家族や友達、恋人との間にしかないと思いがちですが、そんなことはありません。
心の拠り所は趣味でも何でもいいし、リラックスできる場所がことがあるだけで、それが心の拠り所となります。
心の拠り所がない人は、まずは自分にとって安らぐ場所を一つ見つけるのがおすすめです。
他人にとって価値がなくても、自分にとって価値があるものを何か一つ見つけ、それを心の拠り所として大事にしてみましょう。
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