こんにちは、竜崎です!
みなさんは、以下のようなことを思ったことはありませんか?
- 自分の居場所となる心の拠り所が欲しい。
- 不安なときやつらいときに自分を受け入れてくれる場所が欲しい。
- どうすれば心の拠り所を作れるのか。
心の拠り所は生きていく上でとても大切なものです。

人によってはそれが家族であったり友人であったり、恋人であったりするかもしれません。
もしくは音楽やゲーム、マンガといった趣味や娯楽といったものかもしれません。
ですが、心の拠り所となる場所がなく、つらいときや苦しいときに頼る場所がない人がいるのも事実です。
一見、心の拠り所は家族や友達、恋人などがいないと作れないような気がしますが、そうではありません。
心の拠り所は誰でも簡単に作ることができます。
というのも、心の拠り所となる場所は自分の心の中にあるのです。
心の拠り所がない人は、どこか外の世界に自分の拠り所を探そうとします。
しかし、本当につらいときや悲しいとき、不安なときに寄り添ってくれる心の拠り所は、自分の中にしかありません。
今回の記事では、心の拠り所がないとどうなるかを解説し、後半では心の拠り所の作り方を紹介します。
- 心の拠り所がないとどうなるか。
- どうすれば心の拠り所を作れるのか。
人生はある意味ゴールのないマラソンのようなものであり、人は休まずにずっと走り続けることはできません。
心の拠り所は人生というマラソンを走るための武器であり、心を守るための最大の防御でもあります。

目次
心の拠り所がないとどうなるか?

心の拠り所を持つというのは、「自分の居場所を持つ」ということです。
人は自分の居場所があると思えば強くいられますが、居場所がないと思うと精神的に弱くなってしまいます。

そこでまずは、心の拠り所がないとどうなってしまうのかについて解説していきます。
- メンタルが弱い。
- 依存症になりがち。
- 自己肯定感が低い。
現代では「1人で生きていける」と思い込んでいる人がたくさんいますが、心の拠り所はどんな人にも必要なものなのです。
メンタルが弱い
人生は一見単純に見えて、実はとても苦しいものです。
思い通りにいかないことはたくさんあり、ストレスが溜まることもいっぱいある。
心は常に振り回され、精神的に参ってしまう人も少なくありません。
多くの人は毎日の生活の中で、さまざまな選択と決断を下しています。

つまり、普通の日常生活を送っているだけでも心は少しずつ疲弊しているのです。
Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグも、「決断の回数を減らすため」という理由から毎日同じ服を着て生活しています。
そうした忙しい毎日を過ごしていると、ふとしたときに自分にとっての心の拠り所となるような場所がほしくなってくるでしょう。
「自分の居場所」というやつですね。
自分にとって安心できる場所を持つことで、迷いや悩みといった感情から心を解放することができる。
心の拠り所は日々の疲れを癒すためにも必要なものであり、たくさんの選択と決断で疲弊した心をほぐしてくれる。
一方、心の拠り所がない人は少しずつ心が疲弊していき、いつか心がパンクしてしまうでしょう。
そうなるとメンタルが弱くなり、精神的に病んでしまいます。
心の拠り所は、自分の心の最大の防御となってくれるのです。
依存症になりがち
心の拠り所がない人はメンタルが弱くなりますが、その結果として何かに依存する人が多いです。
たとえば彼氏や彼女などの恋人、友達や仕事の同僚などの友人関係、タバコやギャンブルといった娯楽依存症など。
心の弱さは不安の表れでもあります。そしてその不安を解消するために、何かに依存してしまう。

依存症が怖いのは、自分の力で人生を生きていけない点にあります。
何をするにも依存していなければ不安でしょうがなく、不安を解消するために依存しているのにさらに不安になる。
ずっとこの繰り返しです。
依存症から抜け出すためには、心の拠り所を作るのが必須です。
心の拠り所と依存はまったくの別物であり、前者には信頼がありますが、後者には歪んだ愛情しかありません。
歪んだ愛情の結末がロクなものでないのは、みなさんお分かりのとおりです。
また、依存体質については下記の記事でも詳しく解説しているので、気になる人は読んでみてください。
自己肯定感が低い
心の拠り所がない人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
というのも、心の拠り所は自分の居場所と言い換えることができ、自分の居場所がある人は自分に自信を持っている人が多いです。

自己肯定感とは、自分の価値や存在を自分で認められる感情のことです。
心の拠り所がないと他人からの承認や共感も得られないため、どうしても自分に自信が持てなくなります。
人は他人から認められたり、褒められたり、共感されたりして自分に価値を感じる生き物なのです。
心の拠り所は自分の価値を実感し、自己肯定感を高めてくれるもの。
しかしそれは、他人からでしか自己肯定感を高められないという意味ではありません。
そしてもちろん、心の拠り所も他人との間にしか作れないわけではありません。
次で紹介するように、自己肯定感が低い人でも自分1人の力で心の拠り所を作り、自分の価値を実感して生きることができます。

心の拠り所の作り方

ここまでは、心の拠り所がないとどうなるかを解説してきました。
心の拠り所は自分を守るためにも役立ちます。
さきほども言ったように、メンタルが弱い人の多くは心の拠り所がない人が多いです。
しかし、その多くは「作れない」のではなく「作り方がわかっていない」だけなのです。
ここからは、心の拠り所の作り方を解説していきます。
- 2次元の中に作る。
- ロールモデルを心の中に持つ。
- 自分を信じる。
心の拠り所となる場所は自然にできるものではなく、自分の意思で作らなければなりません。
そして一度心の拠り所を作ることができれば、今までよりも精神的にタフになることができます。

2次元の世界の中に作る
心の拠り所の作り方の1つ目は、2次元の世界の中に作る方法です。
心の拠り所がない人は、現実世界の中でうまく人間関係を築けていない人がたくさんいます。

人には得手不得手があり、人間関係が苦手な人もいるでしょう。
そうした人におすすめなのが、2次元の世界の中に心の拠り所を作る方法です。
たとえば2次元の世界であるゲームやネットの中、マンガの世界などに心の拠り所を作る人もいます。
ゲームや漫画、アニメや映画といった虚構の世界は、現実の世界の逃亡場所でもあるからこそ人気があるのです。
まさしく心の拠り所ですね^^
- ゲーム
- マンガ
- 小説
- SNS
- ドラマ
- 映画
これらは友達や恋人がいない、家族とも疎遠になり、職場にもうまく馴染めず、どこにも自分の居場所を感じられない人におすすめの方法です。
しかし、2次元の世界に入り浸っていると「もっと社会や現実の人間関係を大事にしたほうがいい」と言われることもあるでしょう。
ですが、現実逃避の場所や心の拠り所になる場所は一人ひとり違います。
他人の居場所が自分の居場所ではないように、心の拠り所になる場所は自分が好きに作っていいのです。

そうした心の拠り所を一つでも持っていれば、嫌な出来事やネガティブな感情、ストレスといったものから自分を守れるでしょう。
人は、信じるもの、愛するもの、安心できる場所、理解してくれる友人のどれか一つがあるだけで、自分らしく強く生きていけるのです。
ロールモデルを心の中に持つ
心の拠り所は、唯一自分らしくいられる場所でもあります。
ですがそれは、何も外の世界にだけあるわけではありません。
心の拠り所は自分の心の中に、自分で作ることもできます。

たとえば、自分が理想とする人物を誰か思い浮かべてみましょう。
実際に現実の世界に存在する人でもいいですし、ゲームや漫画の中に存在するキャラクターでもいいです。
自分が「こうなりたい」と思う人物を思い浮かべてみましょう。
その人物を自分のロールモデルとして心に住まわせ、何か行動するときや迷ったとき、悩んだときに「この人ならどうするかな?」と考える。
ロールモデルとは、簡単に言えば「お手本になる人」のことです。
ロールモデルが心の中にいれば、その人が心の拠り所となり、迷ったときや悩んだときに自分を助けてくれる存在になります。
たとえ社会や家庭の中、ネットの中などに自分の居場所がないとしても、自分で勝手につくればいい。
社会や人間関係の中につくるのが難しいのなら、自分の心の中に作ればいい。
心の拠り所としてロールモデルとなる理想の人物を心に入れ、その人と一緒に生きていけばいい。
矢沢永吉の名言の中に、「俺はいいけど、YAZAWAがなんて言うかな?」という言葉がありますが、これこそまさにロールモデルを心の中に住まわせている例です。
心の拠り所は、自分で自分の心の中につくれる。

自分を信じる
心の拠り所を作る最後の方法は、自分を信じることです。
趣味やスポーツの世界ではよく「諦めが肝心」と言われます。
たしかに一つのことに執着するよりも、どこかの段階で見切りをつけて諦めることも人生では大事です。
ですが、人生そのものはどんな状況や環境になったとしても決して諦めてはいけません。
人生自体を「諦める」という選択肢はありません。
自分の心を大事にし、自分自身を信じていればいざというときに心の拠り所に逃げることができます。
疲れたときは快楽に逃げるのではなく、自分自身の聖域に逃げ込むといった感じですね。
自分を信じていなければ、他人の言動で自分の言動が振り回され、何が正しくて何が間違っているのかもわからなくなってしまいます。

他人と一切関わらずに生きていくことはできませんが、自分を信じ、自分自身を心の拠り所にすることで他人や周りに振り回されなくなります。
心の拠り所を持てば、自分を信じることができる。
自分を信じることができれば、心の拠り所を持てる。
自己信頼と心の拠り所は表裏一体です。
どちらかひとつを持てば、もう一方は自然と自分の前に現れます^^
【まとめ】心の拠り所がないのは、作り方を知らないだけ

今回の記事では、心の拠り所がないとどうなるかを解説し、心の拠り所の作り方をまで紹介してきました。
- 心の拠り所がないとメンタルが弱くなり、依存症にもなりがちなる。
- 他人や人間関係の中にだけ、心の拠り所があるわけではない。
- 心の拠り所は自分次第で簡単に作れる。
心の拠り所がないと悩む人は多いですが、その多くは「ない」のではなく「作り方」を知らないだけです。
心の拠り所は生きていくためにも必要なものであり、心の拠り所がないとメンタルが弱くなったり依存症になってしまいます。
- メンタルが弱い。
- 依存症になりがち。
- 自己肯定感が低い。
ですが、こうした人でも自分次第で心の拠り所を持つことができます。
その方法とは、以下の3つです。
- 2次元の中に作る。
- ロールモデルを心の中に持つ。
- 自分を信じる。
心の拠り所は家族や友達、恋人との間にしかないと思いがちですが、そんなことはありません。
心の拠り所は自分の心の中に作っていいのです。
何か信じられるものや頼れるもの、疲れたときに癒しになったり迷ったときに指針となるものがあれば、それが心の拠り所となります。
心の拠り所は自分自身を守り、癒し、慰め、元気づけ、ゴールの見えないマラソンを走り、精神的に強く生きていくための武器になる。
心の拠り所がない人は、自分にとって安らぐ場所を一つ見つけてみましょう。
どこにも自分の居場所がないのであれば、自分の心の中に拠り所を作ってみましょう。

********
記事の感想や質問、その他相談したいことなどがあれば、TwitterのDMや質問箱、メールなどでいつでもご連絡ください。
********