最終更新日 2023年6月13日
こんにちは、竜崎です!
みなさん、毎日本を読んでいますか?
僕は基本的にはどんなに忙しい日でも、最低1時間は読書するようにしています。
といっても、僕はフリーランスとして働いているので時間を自分で管理できますが、会社員の人はそうはいきませんよね^^;
- 仕事が忙しくて本を読む時間がない。
- ゲームとかyoutubeを見たりとかで忙しい。
- そもそも活字を読むのが苦手。
こうしたことを思っている人も多いでしょう。
ですが、本からはYouTubeを見たりゲームをしたりするよりも人生に役立つことを学べます。
これは別にYouTubeやゲームをするという行為を否定しているわけではなく、本がいかに人生の幅を広げてくれるかを伝えているだけです。
もちろん、10年の間にたくさんの経験をしたというのもありますが、自分の成長の大部分は本によるところがとても大きいです。
そこで今回の記事では、忙しくて本を読む時間がない人に向けて、2021年に読んでよかったと感じたおすすめの本を厳選して紹介していきます。
- 本で見える世界が変わる話。
- 竜崎大輝の2021年ベスト本。
目次
本を読むことで変わる世界
おすすめの本を紹介する前に、「本を読むことで見える世界が変わる」ということに触れておきます。
僕が本を読むのは「知りたい」という純粋な知的好奇心から来ていて、知識を蓄えて他人にマウントするために読んでいるわけではありません。
実際、本は読めば読むだけ見える世界が変わってきます。
本はたくさん読まないと意味がない
たとえば、読書量に関する比喩としてよく持ち出されるのは、以下のような画像です。
上の画像が示していることは紛れもない事実だと僕自身も実感しています。
ですが、この画像にはほかにもたくさんの意味が込められているのに気づいたでしょうか?
まず、一番左の人はまったく本を読んでいない人で、見えているのは目の前の景色だけです。
一方、真ん中の人はそこそこ本を読み、見えている景色は荒廃とした景色。
そして、一番右にいる人はたくさん本を読み、見えているのほかの2人とはまったく異なる絶景となっています。
- 本を読まない人⇒目の前の景色。
- そこそこ本を読む人⇒荒廃とした景色。
- たくさん本を読む人⇒ほかの2人には見えない絶景。
上の画像が示しているのは、「本を読めば世界が変わる」ということと、「本を読むなら、とことん読まなければならない」ということです。
もちろん、どんな本を読むかによっても意味は変わってきますが、何事も中途半端では役に立たず、本を読むときもたくさん読まなければなりません。
中途半端な知識の欠点
一般的には、本は読まないよりも読んだほうがいいとされています。
たとえ年に数冊しか読めなくても、本を読めばそれだけ知識が身につき、今後の人生に役立つと言われることも多いです。
ですが、さきほどの画像をもう一度よく見てみましょう。
まったく本を読まない左の人間は、本を読んでいないにもかかわらずそこそこ綺麗な景色が見えています。
しかし、そこそこ本を読んでいる人は、左の人が見ている世界よりも荒んだ世界を見ています。
本を読むというのは知識を身につける作業ではありますが、中途半端な読書は中途半端な知識しか身につかず、現実を斜に見てしまうという欠点があるのです。
本を読んでいない人は、自分の好きな世界で好きなように生きているので、そこそこ幸せな世界を見ながら生きていけます。
ところが、本を読んで知識を身につけると、自分の都合のいい現実ではなく客観的な現実が見えてきます。
そして、現実というのは残酷で矛盾に満ちているものです。
中途半端な知識を身につけると現実の嫌な部分だけが見え、本を読まない人が見ている世界よりも、残酷な世界の中で生きることになってしまいます。
読む本はしっかり厳選しよう
知識を身につければ見える世界が変わりますが、中途半端な知識は意味がありません。
本を読むのであれば、本当に読む価値がある良書を読み、本物の知識を身につけなければならないのです。
画像の右の人は、本をたくさん読むことで荒廃した現実を乗り越え、そのさらに上から見える絶景の世界で生きています。
本を読むことで目指すべき場所はそこです。
その世界を見るためには、たくさんの本を読んで知識を身につけなければならず、膨大な読書時間が必要です。
そして、人生は有限であり本を読む時間も限られているため、読む本もしっかりと厳選しなければなりません。
だからこそ今回の記事では、僕が本当に読んでよかったと感じたおすすめの本を紹介していきます。
人によって合う合わないはあると思いますが、時間のない人はぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです^^
【2021年ベスト】本当に読んでよかったおすすめ本5選!
ここからは、2021年に本当に読んでよかったと思った本を5冊紹介してきます。
紹介していくのは、以下の本です。
- 欲望の錬金術/ローリー・サザーランド
- ステータス症候群/マイケル・マーモット
- PLINCIPLES/レイ・ダリオ
- スノーボール/ウォーレン・バフェット
- RANGE/デイビッド・エプスタイン
また、紹介している本は独断と偏見で選んでいるので、タイトルと内容を見て合わないと感じたのあれば、読まないほうが正解です(笑)
欲望の錬金術/ローリー・サザーランド
1冊目は、ローリー・サザーランドの「欲望の錬金術」です。
この本は、僕の中では間違いなく2021年のナンバーワンとも言える本ですね。
2度読みならず3度も読み込んだ本であり、読み終えると視点がかなり開けます。
「人の欲望や行動を掻き立てるのはロジックではなく、非効率や無駄だ」と主張し、進化論や心理学、行動経済学の知見を持って描かれるコミュニケーションサイエンス本。
一見不合理に思う方法にこそビジネスや社会を変える力がある。
その不合理な方法を本書では「錬金術」と呼びます。
ステータス症候群/マイケル・マーモット
2冊目は、マイケル・マーモットの「ステータス症候群」です。
この本では、社会格差と人間の健康についてどの本よりも深く論じられています。
特に、健康には「自律性」と「社会環境」の2つが重要な要素だという主張は、今までにない視点をもたらしてくれました。
自律性とは、自分で自分の人生をコントロールしているかどうかのことであり、社会環境というのは自分が属している社会のことです。
そして健康というのは、単に所得や食生活、生活習慣で決まるのではなく、社会的ステータス、つまり「社会の中でどの地位にいるか」が多大な影響を及ぼすと言います。
PLINCIPLES/レイ・ダリオ
3冊目は、レイ・ダリオの「PLINCIPLES」です。
この本は「世界でもっとも影響力のある100人の1人」である、レイ・ダリオの人生と仕事の原則がまとめられた本になります。
レイ・ダリオは紛れもない億万長者ですが、彼は自分が特別だから成功したとは考えていません。
彼はミスや失敗から学び、試行錯誤を重ねた結果、多くの人よりも成功を収めることができたと述べています。
レイ・ダリオの試行錯誤の方法、徹底的事実に基づき、徹底的に隠し立てをせず、信頼性を加味した意思決定をするカルチャーが惜しみなく散りばめられている本です。
スノーボール/ウォーレン・バフェット
4冊目は、伝説の投資家と名高いウォーレン・バフェットの自伝書「スノーボール」です。
バフェットに関する本はたくさん出版されていますが、この本はバフェット本人が協力した唯一の伝記となっています。
バフェットと聞くと「投資家」や「億万長者」といったイメージがありますが、彼の哲学や生き方は投資に興味がない人にも多くの教訓を与えてくれるでしょう。
僕が特に刺激を受けたのは、「人生は雪玉(スノーボール)作りに似ている。大切なのは、大きい雪玉を作るに適した長い長い坂を見つけること」という言葉です。
RANGE/デイビッド・エプスタイン
最後は、ディビッド・エプスタインの「RANGE」です。
副題に「知識の幅が最強の武器になる」とあるように、この本の主張は人生で成功するのは「スペシャリスト」ではなく「ジェネラリスト」だということです。
近年、何かの専門家(スペシャリスト)になることが成功への道だと言われていますが、この本には成功者たちは1つのことに集中していたわけではなく、幅広いことをやっているという事実が描かれています。
特に現代のように不確実性の高い社会や世界の中で生きるには、専門特化よりも回り道のほうがいいこともあるでしょう。
【まとめ】本を読むことでしか得られないものがある
今回の記事では、2021年に読んでよかったと感じたおすすめの本を厳選して紹介してきました。
- 本で見える世界が変わる話。
- 竜崎大輝の2021年ベスト本。
本は読めば読むだけ知識を与えてくれるものであり、読んだ分だけ見える世界が変わります。
たくさん本を読めば今まで見えてこなかった現実にも目を向けることができ、知らないことを知る喜びも味わえるでしょう。
今年もたくさんの本を読みましたが、この記事で紹介した本は本当に読んでよかったと感じた本を厳選しています。
読んでいる本はその時の気分や興味によっても変わりますが、この記事で紹介した本は、豊かな人生を生きる上でみなさんにとって役立つでしょう。
ほかにもおすすめの本などがあれば、ぜひコメントやTwitterのDM、メールなどで気軽に教えてくれると嬉しいです^^
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