最終更新日 2024年12月12日
努力しても報われない。頑張っても意味がない。正直に生きていても損をするだけ。
こういう思いながら生きている人は少なくありません。
- どれだけ頑張っても一向に努力が報われない。
- 努力は本当に報われるのか。
- 努力が報われるなんて、成功した人が言う綺麗ごと。
世の中ではスポーツなどで努力しても結果が伴わないことがあったり、大して努力していない人のほうが結果を残すこともあります。
そういうのを目にすると「結局は才能があるかどうか」「努力が報われるかどうかは運次第」と思ったりもするでしょう。

しかし、本当に努力は報われないものなのか。
結論から言うと、努力には報われるものと、運次第で報われないものがあります。
そして、報われるものは正しい方向性で努力することで、報われる可能性を高めることができます。
今回の記事では、なぜ努力が報われないのか、努力しても報われないときに考えるべきことを解説していきます。
努力が報われないと思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
なぜ努力しても報われないのか
世の中には「努力は必ず報われる」と信じている人と、「努力は報われない」と信じている人がいます。
努力が報われると信じている人は、毎日コツコツ頑張り、いつか報われる日を夢見ながら淡々と努力し続ける。
一方、努力が報われないと思っている人は「何をやっても意味がない」「どうせ結果なんて出ない」と考え、めんどくさい努力をしようとは思わない。
これはどちらが正解かという問題ではなく、単に本人のメンタリティの問題です。
そして、努力が報われないのにはいくつか理由があります。
努力は方向性を間違うと報われない
何年か前に、元AKB48の高橋みなみが以下のようなことをテレビで言ってるのを聞きました。
「私は努力が必ず報われるということを、自分の身をもって証明します!」
それから数年後、プロ野球選手であるダルビッシュがこんなことを言ってるのを聞きました。
「努力は裏切りますよ。やり方や方向性が間違っていれば簡単に」
個人的には、前者のように希望を持ち続けながら努力している人を応援したくなる気持ちがあります。
努力は報われる。努力はいつか実を結ぶ。努力は決して裏切らない。
ですが、現実はダルビッシュが言うように、努力は簡単に裏切るし、報われないことのほうが多いです。


「毎日努力してればいつかは報われる」「いつか必ずいいことがあるはずだ」と思いながら努力していると、間違った方向に進んでいても気づけません。
ガムシャラに根性論で努力している人には、こうしたタイプの人が多いです。
「努力している」というのは自分が自分に対して感じている感情であり、それは主観的なものでしかありません。
そして主観的な感情は、努力が報われるかどうには一切関係ありません。
報われる努力と報われない努力
ダルビッシュが言うように、努力は方向性が何よりも大事です。
しかし、たとえ努力の方向性が合っていたとしても、努力には報われるものと運次第で報われないものがあります。
具体的には、努力が報われるものは結果が自分のスキルと相関するもの、報われないものは結果が自分のスキル意外のことに左右されるものです。

つまり、自分が努力に求めている結果によって、努力が報われるかどうかは運次第にもなるということ。
自分が努力に求めている結果が自分のスキルと相関しているのであれば、努力が報われるかは努力の質によって決まります。

一方、結果が自分のスキルと相関していない場合は、どれだけ努力しても報われるかは運次第です。
世の中には自分の力でコントロールできることと、コントロールできないことがあります。
大事なのは、自分が努力に求めている結果が、運に左右されるものなのか、自分のスキル次第のことなのかを見極めることです。

そして、たとえ努力が報われるかどうかが運次第だとしても、それは「努力しなくていい」ということにはなりません。
結果を出したいなら努力するのは当たり前であり、当たり前に努力しているからこそ、運による成功の可能性を高めることができます。
偶然にも「細菌」の存在を発見したルイ・パスツールもこう言っています。
「偶然は準備のできていない者には微笑まない」
運を味方につけるには、普段から必死に努力しなければならないのです。
報われない努力も点としてつながる
努力が報われず、頑張っても結果が伴わず、頑張りが評価されなかったりすると、真面目に努力しながら生きてるのがバカらしく思えてきます。
ですが、ただひたすら努力し、一生懸命頑張らなければ見えてこない景色があるのも事実です。
今やっている努力に意味を感じていなくても、一つひとつの努力が自分の中で点として残り、いつの日か点と点が結びつくときがきます。

適当に惰性で仕事しているだけでは、こうした出会いには恵まれなかったはずです。

人生はコツコツ真面目に一生懸命努力している人のほうが、回り回って最終的に得をするのです。
たとえ「結果」として努力が報われなくても、努力の「過程」で手にした経験やスキルといった点が、人生で役立つときがきます。
もちろん、「努力していればいつか報われる」と信じることも大事です。
でもそれ以上に、「たとえ努力が報われなくても、自分がやっていることに意味はある」と信じることのほうが大事です。
こうした姿勢が幸運を引き寄せ、「努力が報われる」以外の形で人生に大きな影響を与えてくれます。
よく言われるように、「無駄な努力は何ひとつとして存在しない」のです。
努力しても報われないときに考えるべきこと
努力が報われるかどうかは方向性が一番大事で、最終的な結果は運の役割が大きいです。

そこでここからは、努力が報われないときに考えるべきことを見ていきます。
- 結果と努力の方向性はあっているか
- 努力の量は足りているのか
- 努力を努力だと思わないこと
- 努力の質は改善されているか
結果と努力の方向性はあっているか
何かしらの目標に向かって努力するのであれば、そこに向かうまでの明確な道標が必要です。
何度も言うように、努力は方向性が間違っていれば報われることはありません。
目標に向かう道標となる看板が間違っていれば、努力もやる気も空回りしてしまいます。

努力をするときには自分がどこに向かっているのか、その努力の先は目標である結果にしっかりつながっているのかを考えなければなりません。

よく「努力は淡々と積み重ねることが大事」と言いますが、正しくは「結果につながる努力を淡々と積み重ねること」です。
間違った方法を正確にやるよりも、正しい方法を大雑把にやるほうが努力が報われる可能性は高くなります。
努力が報われないと感じている人は、ガムシャラに努力するのではなく、一度立ち止まって努力の方向性が正しいかどうかを確かめてみましょう。

もし自分で方向性がわからないのであれば、自分が求めている結果を出している人に、自分の努力は合っているのかどうか聞くのもおすすめです。
他人の意見は自分の欠点を教えてくれるので、努力が報われない原因も見つかりやすくなります。
努力の量は足りているのか
努力が報われない原因はいくつかありますが、そのひとつに「努力の量は足りているのかどうか」という問題があります。
そして、努力の量について考えるときは、他人を基準にして考えてはいけません。
なぜなら、他人と自分は能力もスキルも才能も違うので、他人と同じ努力で自分が成功するとは限らないからです。

たとえば、友達は1日1時間の練習を半年やっただけである程度弾けるようになったとしても、自分が同じ練習量で友達と同じスキルになるとは限りません。
努力にはたくさんの変数があり、集中力や練習方法、試行錯誤する思考力や持って生まれた才能が結果に大きく影響します。
つまり、努力の質と才能が結果につながるということです。

努力が報われないときは、自分の才能に対して努力の質が足りていないことも少なくありません。
「普通はこれぐらいの時間でできる」と言われていても、自分の才能ではその倍の時間がかかるかもしれません。
周りと同じ努力をして満足する人も多いですが、大事なのは自分に合った適切な努力ができているかどうかです。

よく言われるように、結果を出したいなら1に量、2に量、3、4も量が大事なのです。
ですが、努力の方向性が合っているかどうかを忘れてもいけません。
正しい努力に対して、質の高い努力の量を掛け合わせるのが、努力が報われる一番の方法です。
努力を努力だと思わないこと
努力が報われない人の中には、努力を「やりたくないこと」と思っている人も少なくありません。
実際、「自分は努力している!」「頑張っている!」とアピールする人ほど努力の量が足りていないケースがよくあります。
一方、自分では努力していないと思っている人ほど、周りから見ればとんでもないくらい努力しているように見えるものです。

努力が報われる人には「努力を努力と思っていない」という特徴があります。
誰かから褒められたいわけでも認められたいわけでもなく、ただ「目標を達成するために当たり前のことをしている姿」を周りの人が「努力」と呼んでいるだけです。

筋トレやダイエットをしている人は、自分の目的のためにやっているだけですが、やっていない人からすれば努力しているように見えるのと同じです。
努力を努力と思わずに努力できれば、努力が報われなくても途中で挫折することが少ない。
努力を努力と思って努力していると、努力が報われないときに途中で挫折することが多い。
努力の量には才能が大きく影響しますが、「努力を努力だと思わないで努力できること」も才能のひとつです。
努力していると思わずに努力できる人にこそ、努力が報われるチャンスが訪れます。
努力の質は改善されているか
努力を努力だと思わないで努力できる人は、努力が報われる可能性が高いです。
では、努力を努力だと思っていない人と、努力を努力だと思ってやっている人の違いはどこにあるのか。

努力を努力だと思ってる人は「努力=作業」になっていて、「やらなきゃいけないこと」としてやっています。
作業は単純でルーティン化しやすく、頭を使って考えたり試行錯誤する必要がなく、ただ「やるだけ」に集中できることです。
一方、努力を努力だと思わずにやっている人は、努力は目標を達成するための「手段」なので、努力のやり方や間違い、改善すべき点などの学びが毎日あります。

学びがあれば成長があり、成長の先に結果がある。
つまり、努力が報われる人は常に努力の質を改善し、少しでも努力が報われる可能性を高めているのです。
運の要素を除けば、いかに努力の質を高めることができるかが、努力が報われるかどうかの鍵だといっても過言ではありません。
努力が報われない人は、努力の質がずっと同じになっていないか、どうすればもっと質の高い努力ができるかを考えてみましょう。
【最後に】努力を続けられる人には才能がある
人間は元々ネガティブな生き物なので、物事をマイナスな方向に考えがちです、
何かうまくいかないことがあると、努力することや頑張ること、一生懸命生きるのがバカらしく思えてきます。
努力が報われる人は才能がある人と決まっていて、自分には才能なんてないと思い込んでしまう。

「才能」と聞くと生まれ持ったものといったイメージが強いですが、努力し続ける才能は誰でも後天的に持てるものです。
努力を続けられるかどうかは、いかに努力を続ける仕組みを作れるかどうかです。
つまり、努力を続けるための才能は、努力を続けるための仕組みを作れば誰でも持つことができます。

努力を続ける仕組みを作れば、努力を続ける才能に変わり、努力が報われる可能性が高くなる。
たとえ今は努力が報われていなかったとしても、努力を続けられているあなたには才能があることを覚えておきましょう。
まとめ
今回の記事のまとめは、以下のとおり。
- 努力は方向性を間違うと報われない。
- 努力には報われるものと、運次第で報われないものがある。
- 努力が報われなくても、無駄な努力ではない。
- 努力を続けられるのは才能である。
- 努力を努力と思わない人は、努力が報われる。
- 努力の質(時間×集中力×思考力)+才能=結果
努力が報われない人は、努力の方向性が間違っているか可能性が非常に高いです。
努力の方向性が間違っていては、いつまで経っても努力は報われません。
そして、自分が努力に求めている結果が、自分のスキル次第で報われるものなのか、運次第で報われないことがあるのかを見極めるのも大事です。

努力が報われないと思っている人は、努力の方向性が合っているかどうか、努力の質や量は足りているかどうかを考えてみましょう。