最終更新日 2022年5月14日
こんにちは、竜崎です!
みなさんは、以下のようなことを思ったことはありませんか?
- 1人でいるのが好きだけど、ふとしたときに不安になる。
- 1人でいるのが好きなのは、変なことなのか。
最近は若い人たちの間でも「1人でいるのが好き」という人が増えています。
友達と遊んだりするよりも、1人で好きなことをしている時間のほうを優先する人もいるでしょう。
「人間は社会的な動物であり、他人との交流や接触を求める生き物である」
これは心理学や生物学の本によく書かれている言葉です。
ほかにも、「人は1人では生きていけず、生きていくためには他人とのつながりが不可欠である」という言葉もよく目にします。

僕は基本的に1人でいる時間が多く、他人と一緒の時間を過ごすことが少ないです。
仕事がフリーランスというのもあり、会社で同僚に会うこともなく、仕事終わりに誰かとご飯を食べに行くこともありません。
友達と一日中遊ぶこともほとんどありませんし、1人でいる時間の心地良さに気づいてからは、1人でいることにこだわりを持つようにもなりました。
ですが、「1人でいるのが好き」と言うと、周りからは「変わってるね」とよく言われます。
僕自身としては1人でいる時間にはメリットしか感じていないのですが、世間的にはやっぱり寂しい人間のように見えるようです^^;
そこで今回の記事は、僕個人の実体験として「1人でいるのが好きになったきっかけ」と、「1人でいる時間のメリット」をお話していきたいと思います。
- どのようにして1人でいるのが好きになったのか。
- 1人でいる時間のメリットはどんなことか。
今回の記事はいつもの記事とは異なり、自伝的な感じでまとめているので「へぇ~」といった気持ちで読むのがちょうどいいと思います(笑)

目次
1人でいるのが好きになったきっかけ

はじめにも言ったように、僕は基本的に毎日1人でいます。
フリーランスの場合は自宅が仕事場であり、朝起きて仕事するまでに外出しませんし他人との接触もありません。
仕事も自分でスケジュールを組んで、締め切りまでに間に合うようにマイペースに仕事を進めていけばOKです。

知り合いからすると、僕は友達がいなくて、寂しいやつで、人間嫌いで、根暗で、コミュ障みたいに見えるらしいです(笑)
ですが、僕からすれば少なくとも1人でいることに寂しさは感じていません。
もちろん、人間が嫌いなわけでも根暗でもコミュ障なわけでもありません(笑)
僕が1人でいるのが好きになったのは、価値観の転換があったからなのです。
価値観の転換
まずはじめてに、僕は昔からずっと1人がでいるのが好きだったわけではありません。
小学生から高校生までは友達と一緒に遊ぶことだけが生きがいでした。

ですが、社会人になってそれなりに歳を重ねてくると色々な面で人は変わっていきます。
それまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなる。
楽しいと感じていたことは楽しく感じなくなる。
優先するべきものや守るべきもの、大切にするべきものも変わっていく。
そうした中で、僕の場合は読書をはじめて価値観が大きく変わったことが人生の転機となりました。
今でこそ毎日本を読むことが習慣となっていますが、昔は読書なんてしたことがなかったです。
本を読むぐらいなら当てもなく外をぶらぶらしたり、友達と遊んだりゲームしたりマンガを読んだりしているほうが好きでした。
しかし、社会人になるとたくさんの問題や悩みが降りかかってきます。
そうすると、今までの価値観や考えではどうにも生きづらいことに気づきました。

1人でいるのが好きになる
本を読んでいると、次第に悩みや迷いとの向き合い方というのがわかってきます。
前は知識がなくて考えられなかったことが、本を読んで知識をつけた後では同じ物事をまるで違う視点から考えられるようになる。
読書に没頭してから数年経ったときには、価値観が180℃変わっていました。

そうして一日中遊び回る充実感が空虚感に変わり、友達と一緒にいる時間も疎外感を感じる時間になっていきました。
そして気づいた時には、1人でいるのが好きになっていた。
昔は誰かと一緒に過ごすことでしか感じられなかった楽しさや充実感は、ほとんど1人で感じられるようになりました。
やりたいことの多くも、1人の時間でしかできなくなっていきました。
そうなると自然と1人でいる時間が多くなります。
はじめは少し寂しさがあったかもしれませんが、1人でいる時間が多ければ次第に慣れてくるものです。
その結果、誰かと一緒にいるよりも1人でいるのが好きになりました。
1人でいるのが好きでも人生は楽しめる
普通の人にとっての楽しい時間や息抜きの時間というのは、友達や恋人と一緒に時間を過ごすことでしょう。
ですが、僕にとっては1人でいる時間が楽しい時間であり、息抜きの時間であり、ストレス発散の時間となっています。

人が楽しさを感じるのは「共感」の感情がベースとなっていますが、自分の場合は楽しさを感じる部分が周りの人たちとちょっと違うだけです。
「人と一緒にいても楽しめないのは、楽しもうとしていないだけだ」ともよく言われますが、楽しいと感じないことを無理やり楽しもうとするのは違うような気がします。
嫌なことは嫌ですし、楽しくないものは楽しくありません。
世間一般的な意見が「他人との時間が人生を豊かにする」であったとしても、それだけが人生を豊かにするわけではありません。
1人でいるのが好きでも、人生を楽しむことはできるのです。
1人でいる時間のメリット

最近は1人でいるのが好きな人が増えているとは言え、まだまだ1人でいるのが苦手な人も多いです。
誰かと連絡を取りたいと思えば、スマホの上で親指をスラスラ動かすだけで簡単に友達と話すことができます。
SNSを使えば趣味が合う人と話すこともできますし、ネットの中で人間関係を作ることも可能です。
ですが、人と簡単につながれるようになったことで、1人でいる時間もかなり減ってしまいました。

僕が実際に感じている1人でいる時間のメリットは、以下の3つです。
- 不必要な人間関係に振り回されない。
- 本当に大切なことに集中できる。
- 1人が好きだから、人を好きになれる。
それぞれ詳しく解説していきます^^
不必要な人間関係に振り回されない
まず僕が1人でいる時間で感じている最大のメリットが、不必要な人間関係に振り回されないことです。
一般的にはたくさんの友達や人脈があれば人生が豊かになると思われていますが、それには欠点があります。
それは、意味のないことや無駄なことに自分の時間を奪われてしまうことです。
意味のないことや無駄なことに自分の時間が奪われる。
もちろんこれは家族や恋人、気の合う友達との時間がダメという意味ではありません。
あくまでも、「不必要な人間関係に時間が奪われてしまう」という話です。
たとえば行きたくもない会社の飲み会やら、暇つぶしのために友達同士で集まるといった類の関係ですね。
- 暇つぶしや退屈を埋めるだけの関係。
- 生きたくもない会社の飲み会など。
- 得るものが何もなく、ただ時間を無駄にするだけの関係。
こうした関係性はお互いを暇つぶしのようにしか見ていなく、ただ一緒に時間を無駄にしているだけです。
友達や人脈が多いと、その関係を維持するためにある程度自分の時間を他人のために使わなければなりません。
一方、1人でいる時間では読書など有益なことに時間を使うことができます。
不必要な人間関係に振り回されるのは、人生の無駄遣いといっても過言ではないでしょう。

一回会っただけで「友達」や「友情」を口にする人たちは、大抵都合の悪いことが起きればすぐにいなくなります。
こうした関係には価値なんてありませんし、大事にする必要もないです。
本当に大切なことに集中できる
1人でいる時間のメリットの2つ目は、本当に大切なことに集中できることです。

- 将来のために勉強をするか。
- 本を読んで知識をつけるか。
- ゲームやマンガなど趣味の時間に使うか。
- 気分転換に散歩したり運動するかなど。
1人でいる時間は、自分がそのときに「やりたい」と思うことができます。
ですが、誰かと一緒に時間を過ごしているとそうはいきません。
自分が嫌でも相手がやりたいことをやらなければいけないときもありますし、行きたくないところに行かなければならないときもあります。
- 1人でいる時間⇒自分の好きなことに時間を使える。
- 他人との時間⇒やりたくないことや嫌なことも多少しなければならない。
ありきたりな言葉ですが、人生は長いようで短いです。
やりたくないことをやっていれば、あっという間に時間はなくなっていきます。
もちろん好きな人と時間を過ごしたり、気の合う友達を遊んだりするのも大切なことです。
ですが、それ以上に1人でいる時間を大事にし、本当に自分にとって大切なことに時間を使うのも人生において必要です。

人生を最大限楽しむためにも、1人の時間は大事にするべきです^^
1人が好きだから、人を好きになれる
1人でいるのが好きと言うと、他人に興味がないと思われがちです。

人間には「慣れ」があり、毎日多くの人と触れ合っているとその大切さがわからなくなってきます。
- 恋人とたくさんの時間を過ごしていると、その存在が当たり前になって雑に扱ってしまう。
- 家族と毎日顔を合わせているのが当たり前であり、失ってから存在の大きさに気づく。
ですが、1人の時間が多いと他人との時間に慣れることがないため、いつでも新鮮な気持ちで接することができます。
友達と久しぶりに会えば、お互いの近況などを話したりなど、懐かしい気持ちでその時間を楽しむことができるのです。
もちろん頻繁に人と会っていても、その時間と相手を大切にしている人もいるでしょう。
しかしどんなに好きな相手であっても、頻繁に会うとやはりどこか気持ちが薄くなってくるものです。
僕個人としては、誰かと会うときはいつも新鮮な気持ちで会いたいので、できるだけ「慣れ」を失くすようにしています。
つまり、「人を好きでいるために、1人でいるのが好き」なのです。
1人でいる時間は自分にとって大切なことをやり、たまに人と会うことでその大切さを実感する。
1人でいる時間の最大のメリットは、人とのつながりの大切さを実感できることにあるのです。
人との時間が少ないほど、人とのつながりの大切さを実感できる。
他人を雑に扱ってしまいがちな人や、冷たい態度を取ってしまう人は、1人の時間よりも他人との時間が多すぎるのかもしれません。

【まとめ】1人でいるのが好きだからこそ、人生が豊かになる

今回の記事は、僕個人の実体験として「1人でいるのが好きになったきっかけ」と、「1人でいる時間のメリット」をお話してきました。
- 僕が1人でいるのが好きになったのは、価値観が変わったことがきっかけ。
- 価値観が変わったのは、読書をはじめてから。
- 1人でいる時間の最大のメリットは、人とのつながりの大切を実感できること。
1人でいるのが好きなのは悪いことではありませんし、変なことでもありません。
最近は特に1人でいるのが好きという若者も増えていますし、1人の時間を充実させるゲームや娯楽サービスなども豊富です。
そうした時代に生きている僕たちは、1人の時間を大切にするのも人生を豊かにするためには大事なことだと思います。
僕が1人でいるのが好きになったのは、読書をはじめて価値観が大きく変わったことがきっかけでした。
人によっては人間関係に疲れたり、1人でゲームしたり動画を見たりするのが気楽で1人でいるのが好きになったという人もいるでしょう。
1人でいるのが好きになったきっかけは人それぞれですが、僕個人としては1人でいる時間にはメリットしか感じていません。
- 不必要な人間関係に振り回されない。
- 本当に大切なことに集中できる。
- 1人が好きだから、人を好きになれる。
人は1人では生きていけないのは事実でも、他人との時間をたくさん持つのが正解というわけではありません。
適度な距離感を保ちながら、普段は自分の人生に集中しながらも必要なときに助け合い支えあう関係性。
それが人生で本当に大切な人間関係だと思っています。
むやみやたらに人とのつながりを求め、何でも「より多く」を望むのは現代人の悪い癖です。
よく言われるように、大事なのは「量」ではなく「質」なのです。

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