最終更新日 2023年6月13日
こんにちは、竜崎です!
みなさんは、以下のようなことで悩んでいませんか?
- 将来やりたいことがなくて焦っている。
- 将来の夢もやりたいこともなく、何をすればいいのかわからない。
- 特に趣味も特技もなく、やりたいことがなくて将来が不安。
現代では「将来やりたいことがない人」が増えていると言います。
その傾向は10代~20代の男女に顕著で、特にやりたいことがないからと毎日YouTubeを見て時間をつぶしている人も多いでしょう。
でも今では自分のやりたいことをやり、それなりに毎日楽しく生きています。
結論から言うと、10代や20代でやりたいことがなかったとしても焦る必要はありません。
やりたいことは「探すもの」ではなく、自然と「見つかるもの」だからです。
将来やりたいことがないと悩んでいる人は、大学の進路や就職先などに悩み不安になっているでしょう。
ですが、そもそも人生経験が浅い10代や20代のうちから「これが自分のやりたいことだ!」とハッキリ決まっている人のほうが珍しかったりします。
ほとんどの人は将来やりたいことなんてわからず、毎日をなんとなくダラダラ生きているだけです。
でも、それでは自分の将来が不安になる人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、まず将来やりたいことが見つからない理由を解説し、後半では僕自身の経験から将来やりたいことを見つける方法を3つ紹介します。
- 将来やりたいことが見つからない理由。
- 将来やりたいことを見つける方法3つ。
将来やりたいことがないのは珍しいことではなく、いたって普通のことです。
ですが、何をやるにしてもできるだけ早く始めたほうがいいのも事実です。
自分のやりたいことを早く見つけた人ほど、将来の不安も少なく、充実した毎日を送れるようになるでしょう^^
目次
将来やりたいことが見つからない理由
はじめにも言ったように、現代では将来やりたいことがない人が増えています。
趣味も特技も興味があることもなく、ただなんとなく毎日をダラダラ過ごして遊びながら生きている。
ですがそれがダメなわけではなく、やりたいことがないのも悪いことではありません。
そこでまずは、将来やりたいことが見つからない理由について解説していきます。
- 現代は選択肢が多すぎる。
- 「やりたいこと=夢を持つ」と勘違いしている。
詳しく見ていきましょう^^
現代は選択肢が多すぎる
将来やりたいことが見つからない理由の1つ目は、現代は選択肢が多すぎることです。
昔は何を目指すか、どういう職業に就くか、何をやるかがある程度決まっていて、自分の道を決めるのはそこまで難しいことではありませんでした。
昔は公務員になれば安泰と言われる時代でしたが、これからはそういう時代ではありません。
終身雇用と年功序列は少しずつ崩れさり、大企業でもリストラなどがおこなわれる時代です。
つまり、昔と比べて職業が増えすぎたことと、どの職業も安泰とは言えないという理由から、将来やりたいことが見つからなくなるのです。
- 職業の選択肢が増えすぎている。
- どの職業も安泰とは言えなくなっている。
- なにをすればいいのかわからなくなる。
- 将来やりたいことが見つからない。
こういう流れですね。
実際、将来やりたいことというのは、少なからず「将来も安泰がどうか」に影響されます。
今後テクノロジーやAIによってなくなる仕事をやりたいという人は少なく、多くの人は将来も安定して働ける仕事を求めます。
将来やりたいことを考えるときには、仕事の将来性まで考える必要がある。
ですが、現代では仕事の将来性なんてわかりませんし、そもそも職業の選択肢が多すぎます。
それが多くの人たちから「将来やりたいこと」を奪っているのです。
「やりたいこと=夢を持つ」と勘違いしている
将来やりたいことが見つからない理由の2つ目は、「やりたいこと=夢を持つ」と勘違いしていることです。
昔から現代においても、「夢を持つことが大切」とよく言われます。
ですが、「やりたいこと」を「夢を持つ」と勘違いしている人も少なくありません。
「やりたいこと」というのは、興味があることややっていて楽しいこと、好きなことや得意なことのことです。
一方「夢」というのは、実現したいことや叶えたいこと、目指しているものや手にしたいもののことです。
- やりたいこと⇒興味があることややっていて楽しいこと、好きなことや得意なこと。
- 夢⇒実現したいことや叶えたいこと、目指しているものや手にしたいもののこと。
この2つはまったくの別物であり、「やりたいこと」を「夢」と勘違いすると、将来やりたいことを見つける難易度がかなり上がります。
やりたいことであれば自分の感情に従って探せば見つかりますが、夢の場合は「必死に努力して手にするもの」というイメージがあるため、決めるのが難しいです。
やりたいことを夢と勘違いすると、やりたいことが人生の重大な決断のように感じ、どうすればいいのかわからなくなる。
そうして将来やりたいことがない状態になるのです。
何かしからの目標を持つことで、選択肢が多い現代の中でも自分のやりたいことを見つけられるようになるでしょう^^
将来やりたいことを見つける方法3つ
ここまでは、将来やりたいことが見つからない理由を解説してきました。
将来やりたいことが見つからないのは、現代は選択肢が多いのが大きな理由となっています。
さらに「やりたいこと」を「夢」と勘違いすることにより、やりたいことが見えにくくなっているのも原因のひとつです。
では、それらを踏まえてどうすればやりたいことが見つかるのでしょうか?
- 子どもの頃好きだったことを思い出す。
- 本や映画にたくさん触れる。
- 人生の最大目標から考える。
これらは僕が実際に将来やりたいことを見つけた方法です。
それでは詳しく解説していきます^^
子どもの頃好きだったことを思い出す
将来やりたいことを見つける方法の1つ目は、子どもの頃好きだったことを思い出すことです。
多くの人は将来やりたいことを探すとき、今の自分の感情や気持ちから考えるでしょう。
ですが、自分が子どもの頃に好きだったことの中にこそ、自分の本当にやりたいことや好きなことが眠っていたりします。
大人になるとさまざまな事情から自分の本心とは違う行動をとってしまうことがあります。
たとえば、お金のためにやりたくない仕事をしたり、世間体を気にして結婚したりなどです。
でも子どもの頃に「楽しかった」「おもしろかった」と感じていたことは、紛れもない自分の本心です。
もちろん大人になるにつれて多少好みは変わりますが、楽しさやおもしろさを感じる核となる部分はそう簡単には変わりません。
子どもの頃から体を動かすのが好きな人は、デスクワークの仕事をするよりも現場で体を動かす仕事のほうがやりがいを感じられるでしょう。
逆に子どもの頃から大人しく、人と関わるのがあまり好きではない人は、接客や営業の仕事をするよりも黙々と作業する仕事のほうが向いているでしょう。
子どもの頃とまるっきり性格が変わっている人もいるかもしれませんが、それでも自分という人間の本質は大きく変わっていないはずです。
好きなものは変わることが多くても、嫌なことや苦手なことは大人になってもあまり変わらない。
将来やりたいことを見つけるときは、今の自分のやりたいことにフォーカスするのではなく、心の奥底の分の本心を探ることが大切です。
子どもの頃の自分はどんな性格で、どんなことに楽しさを感じていたのか。
逆に何が嫌で、何につまらなさを感じていたのか。
本や映画にたくさん触れる
将来やりたいことを見つける方法の2つ目は、本や映画にたくさん触れることです。
子どもの頃に好きだったことを思い出すのは、自分の本心から将来やりたいことを見つけるのに効果的な方法です。
一方、本や映画にたくさん触れることは「外部からやりたいことを見つける」というアプローチになります。
今まで自分がやったことのないこと。
今まで自分では考えもしなかったようなこと。
本と映画は読んでる人や見ている人を、まるで自分自身が経験しているかのように疑似体験させるものです。
そして「やりたいこと」というのは、外部から刺激を与えられてはじめて気づくこともあります。
たとえば心の底から感動する小説を読み、自分もその小説の主人公のように生きたいと思うことがあるでしょう。
映画にしても、登場人物たちに感情移入し、実際に自分でも同じことをしたいと思ったりする人もいます。
本や映画に限らず、ワールドカップを見てサッカー選手になりたいと夢見る子どものように、テレビやマンガから将来やりたいことが見つかるときもある。
つまり、将来やりたいことを見つけるときに大切なのは「インプット」なのです。
子どもの頃の気持ちを思い出してやりたいことが見つかるのなら、それで問題ないでしょう。
ですが、それでも見つからなかった場合はたくさんインプットするのがおすすめです。
- 本や映画、マンガやゲームにたくさん触れる。
- 懐かしい友達と会ったり、行ったことのない場所に行ってみる。
- やったことのない体験をしたり、好奇心の赴くままにおもしろそうな経験をしてみる。
インプットが多ければ多いほど、自分の中から出てくるアウトプットも多くなります。
そのアウトプットの中に、将来やりたいことが眠っているかもしれません。
人生の最大目標から考える
将来やりたいことを見つける方法の3つ目は、人生の最大目標から考えることです。
具体的には、まず自分の人生の最大目標を決めます。
この目標は短期的な目標ではなく、「人生」という大きな枠組みの中での目標に設定するのがコツです。
そして人生の最大目標が決まった後は、「その目標を達成するためにはどうすればいいか?」を考えます。
たとえば、僕の場合は人生の最大目標は「自由に生きる」です。
そこでまず「自由に生きるためにはどうすればいいか?」と考え、「ストレスのない環境で働くこと」が必要だとわかりました。
次に「ストレスのない環境で働くにはどうすればいいか?」を考え、人間関係が苦手なので「1人で完結する働き方」が必要だと気づきます。
そうして最後にたどり着いたもの、それが自分が将来やりたいことです。
- 人生の最大目標を考える。
- その目標を達成するためにはどうすればいいかを考える。
- 最後にたどり着いた生き方、それが自分の将来やりたいこと。
人生の最大目標という一番大きなところから逆算して考えていき、最後にたどり着いたものが自分のやりたいことです。
これは言わゆる「引き算的な考え方」になります。
やりたいことは簡単にはわかりませんが、やりたくないことや目標に合わないものを排除していった結果、やりたいことが最後に残る。
将来やりたいことは、将来の自分から逆算して考えるほうが見つかりやすかったりします^^
【まとめ】将来やりたいことがない人は、たくさんインプットをしよう
今回の記事では、将来やりたいことが見つからない理由、将来やりたいことを見つける方法を3つ紹介しました。
- 将来やりたいことが見つからない理由。
- 将来やりたいことを見つける方法3つ。
現代は生き方の選択肢が多いため、将来やりたいことが見つかりにくい時代です。
人間は選択肢が多すぎるとどれを選べばいいかわからなくなり、結局は何も行動しないことが研究でも明らかになっています。
また「将来やりたいこと」を「夢」と勘違いすると、やりたいことのハードルが上がり探すのがめんどくさくなる人もいるでしょう。
ですが、将来やりたいことがないのは悪いことではなく、誰でも行動次第でやりたいことを見つけられます。
それは以下のような方法です。
- 子どもの頃好きだったことを思い出す。
- 本や映画にたくさん触れる。
- 人生の最大目標から考える。
これらはやりたいことがなかった僕が、実際にやりたいことを見つけた方法です。
もちろん、これ以外にも人と話すことでやりたいことが見つかる人もいますし、ふとした時に自分の好きなことに気づき、それを将来やりたいと思う人もいるでしょう。
大事なのは諦めずに探し続けることであり、将来やりたいことがない人でもインプットをたくさんすれば何かしらのきっかけを掴めるはずです。
逆に言えば、何も見つからないという人は、まだまだインプットの量が足りないということですね^^
少しでも何かに興味を持ったら、後は行動あるのみで、とにかくたくさんの経験を積んでいきましょう。
そうすれば、気づいたら自分の進みたい道がハッキリし、将来やりたいことも決まっているはずです^^
********
記事の感想や質問、その他相談したいことなどがあれば、TwitterのDMや質問箱、メールなどでいつでもご連絡ください。
********