最終更新日 2025年6月25日
最近は若い人たちの間でも「一人でいるのが好き」という人が増えています。

昔は一人でいることに対して「寂しい」という気持ちがあったりもしましたが、今では一人でいることのほうがメリットが大きいと感じています。
そこで今回の記事では、私が一人でいるのが好きになったきっかけと、一人でいることのメリットを紹介していきます。
同じく一人でいるのが好きな人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
一人でいるのが好きになった理由
私は基本的に一人でいる時間が多く、他人と一緒の時間を過ごすことが少ないです。
仕事がフリーランスというのもあり、会社で同僚に会うこともなく、仕事終わりに誰かとご飯を食べに行くこともありません。
自分でスケジュールを組み、締め切りまでに間に合うようにマイペースに仕事を進めていく。

知り合いからすると、私は友達がいなく、寂しいやつで、人間嫌いで、コミュ障みたいに見えるらしいです。
ですが、私は一人でいることに寂しさは感じていませんし、人間が嫌いなわけでもコミュ障なわけでもありません。
単純に「一人でいるのが好き」なのです。
読書からの価値観の転換
私は昔からずっと、一人がでいるのが好きだったわけではありません。
小学生から高校生までは、普通に友達と一緒に遊ぶことが楽しくて、毎日友達と一緒に時間を過ごしていました。
友達とふざけたことをして笑ったり、色々なところへ遊びに行くのが最高に楽しかったです。いわゆる青春というやつ。
ですが、社会人になり、それなりに歳を重ねてくると色々な面で人は変わっていきます。
それまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなる。
楽しいと感じていたことは楽しく感じなくなる。
優先するべきものや守るべきもの、大切にするべきものも変わっていく。
そうした中で、私の場合は本を読むことで、価値観が大きく変わったことが人生の転機となりました。
今でこそ毎日本を読むことが習慣となっていますが、昔は読書なんてしたことがなかったです。

ですが、社会人になるとたくさんの問題や悩みが降りかかってきます。
そうすると、今までの価値観や考えではどうにも生きづらいことに気づきます。
そこで助けを求めたのが、私の場合は本だったのです。
一人でいるのが好きになる
本を読んでいると、次第に悩みや迷いとの向き合い方というのがわかってきます。
前は知識がなくて考えられなかったことが、本を読んで知識をつけた後では、同じ物事をまるで違う視点から考えられるようになる。

一日中遊び回る充実感が空虚感に変わり、友達と一緒にいる時間も疎外感を感じる時間になっていった。
そして気づいた時には、一人でいるのが好きになっていました。
昔は誰かと一緒に過ごすことでしか感じられなかった楽しさや充実感は、ほとんど1人で感じられるようになった。
やりたいことの多くも、一人の時間でしかできなくなっていった。
そうなると、自然と一人でいる時間が多くなります。
はじめは少し寂しさがありましたが、一人でいる時間が多ければ次第に慣れてくるものです。
その結果、今では一人でいることが好きな人間になりました。
一人でいるのが好きになると人生が楽しくなる
普通の人にとっての楽しい時間や息抜きの時間というのは、友達や恋人と一緒に時間を過ごすことだと思います。
ですが、自分にとっては一人でいる時間が楽しい時間であり、息抜きの時間であり、ストレス発散の時間です。
もちろん、人が嫌いとか、どんなときでも絶対に一人でいたいと思っているわけではありません。

一人でいるのが好きな人にとっては、一人でいる時間が何よりも癒しであり、楽しい時間なのです。
「人と一緒にいても楽しめないのは、楽しもうとしていないだけだ」ともよく言われますが、楽しいと感じないことを無理やり楽しもうとするのは違うような気がします。
嫌なことは嫌で、楽しくないものは楽しくない。
世間一般的な意見が、「他人との時間が人生を豊かにする」であったとしても、それだけが人生を豊かにするわけではありません。
一人でいるのが好きでも、人生を楽しむことはできます。
もっと言うと、一人でいるのが好きになることで、より一層人生が楽しくなるのです。
私が思う「豊かな人生」については、以下の記事で解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
一人でいるのが好きなことで得られるメリット
最近は一人でいるのが好きな人が増えているとは言え、一人でいるのが苦手な人も多いです。
そうした人からすれば、一人でいるメリットがわからない人も少なくありません。
ここからは、私が実際に感じている、一人でいるのが好きなことで得られるメリットを解説していきます。

無駄な人間関係に悩まなくなる
一人でいるのが好きになると、不必要な人間関係に振り回されなくなります。
一般的には、たくさんの友達や人脈があれば人生が豊かになると思われていますが、それには欠点があります。
それは、意味のないことや無駄なことに自分の時間を奪われてしまうことです。

あくまでも、「不必要な人間関係に時間が奪われてしまう」という話です。
たとえば、行きたくもない会社の飲み会や、暇つぶしのために友達同士で集まるといった類の関係。
- 暇つぶしや退屈を埋めるだけの関係。
- 生きたくもない会社の飲み会など。
- 得るものが何もなく、ただ時間を無駄にするだけの関係。
こうした関係性はお互いを暇つぶしのようにしか見ていなく、ただ一緒に時間を無駄にしているだけです。
友達や人脈が多いと、その関係を維持するためにある程度自分の時間を他人のために使わなければなりません。
一方、一人でいる時間では、読書など好きなこと時間を使うことができる。
不必要な人間関係に振り回されなくなるだけで、人生がよりシンプルになり、心も豊かになっていきます。
自分の人生に集中できる
一人でいるのが好きになると、自分の時間を大切にできます。
一人でいる時間では、何をするにも自分の自由です。
- 将来のために勉強をするか。
- 本を読んで知識をつけるか。
- ゲームやマンガなど趣味の時間に使うか。
- 気分転換に散歩したり運動するかなど。
当たり前ですが、一人でいる時間は、自分がそのときに「やりたい」と思うことができます。
ですが、誰かと一緒に時間を過ごしているとそうはいきません。
自分が嫌でも相手がやりたいことをやらなければいけないときもあり、行きたくないところに行かなければならないときもある。

やりたくないことをやっていれば、あっという間に時間はなくなっていきます。
もちろん、好きな人と時間を過ごしたり、気の合う友達を遊んだりするのも大切なこと。
しかし、それ以上に、一人でいる時間を大事にし、本当に自分にとって大切なことに時間を使うのも人生において大切です。
一人でいるのが好きになると、人生を最大限楽しむために、一人の時間を大事にできます。
人を好きになる
一人でいるのが好きと言うと、他人に興味がないと思われることが多いです。
ですが、一人でいるのが好きだと、一人の時間が好きなのと同じぐらい人が好きになります。
人間には「慣れ」があり、毎日多くの人と触れ合っているとその大切さがわからなくなってきます。
- 恋人とたくさんの時間を過ごしていると、その存在が当たり前になって雑に扱ってしまう。
- 家族と毎日顔を合わせているのが当たり前であり、失ってから存在の大きさに気づく。
しかし、一人の時間が多いと、他人との時間に慣れることがないため、いつでも新鮮な気持ちで接することができます。
友達と久しぶりに会えば、お互いの近況などを話したりなど、懐かしい気持ちでその時間を楽しむことができるのです。

つまり、「人が好きだからこそ、一人でいるのが好き」なのです。
一人でいる時間は自分にとって大切なことをやり、たまに人と会うことでその大切さを実感する。
一人でいることの最大のメリットは、人とのつながりの大切さを実感できることにあるのです。
一人でいる時間を意識的に増やすと、人への愛着が湧き、自分にとって大事な人間関係もハッキリ見えてきます。
【オススメです】電子書籍「自分を知る15の質問」が今だけ無料で貰えます

自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。
「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。
まとめ
一人でいるのが好きなことは悪いことではなく、変なことでもありません。
最近は特に一人でいるのが好きな人も増え、一人の時間を充実させるゲームや娯楽もたくさんあります。
一人でいる時間を大切にすることは、人生を豊かにするためには大事なことです。
人は一人では生きていけないのは事実でも、他人との時間をたくさん持つのが正解というわけではありません。
適度な距離感を保ちながら、普段は自分の人生に集中しながらも必要なときに助け合い支えあう関係性。
それが人生で本当に大切な人間関係だと思っています。
よく言われるように、大事なのは「量」ではなく「質」なのです。