最終更新日 2023年6月13日
こんにちは、竜崎(@ddd__web)です。
みなさんは、以下のような悩みを抱えていませんか?
- 今現在、転職して後悔している。
- これから転職したいと思ってるけど、後悔はしたくない。
- 転職で失敗しないためには、どうすればいいんだろう。
今の時代は終身雇用や年功序列といったものが崩れ去り、1つの会社にずっと勤めることが難しい時代です。
AIによる仕事の自動化に伴い、人件費が削減されてリストラされたりするのも珍しくはありません。
そうした時代の中で生きるには、転職して自分の価値を高めることが重要になってきます。
ですが、転職して後悔する人が多いのも事実です。
たとえば、前の会社より人間関係がひどい会社だったり、休日出勤やサービス残業がある会社に転職してしまったという話もよく聞きます。
転職には不安がつきものであり、転職を考えている人も不安に負けて現状維持のままいる人も少なくないでしょう。
結論から言うと、転職で後悔するのは前もって準備が足りていないケースがほとんどで、きちんと考えて転職すれば後悔することはありません。
転職が成功するか失敗するかは、事前の準備が鍵なのです。
今回の記事ではまず転職で失敗して後悔するパターンを紹介し、後半では転職で失敗・後悔しないために考えるべき3つのことを解説します。
人生100年時代、これからの時代を生きる人たちは、今よりももっと転職が激しい時代を生きることになるのは間違いありません。
今のうちに転職で失敗や後悔しない考え方を身につけておきましょう。
目次
転職で失敗して後悔するパターン
転職で後悔しないためには、まず転職して失敗して後悔するパターンについて知っておくのが大事です。
もちろん転職が成功する人もたくさんいますが、失敗して後悔する人の共通点を把握することで未然に失敗を防げるでしょう。
転職で失敗して後悔するパターンには、以下の3つがあります。
- 一次的な感情で転職する。
- 長期的な視野で考えていない。
- 仕事を辞めてから転職活動する。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一時的な感情で転職する
転職で失敗して後悔するパターンの1つ目は、一時的な感情で転職することです。
仕事をしていれば腹が立つことやイライラすること、思い通りにいかないことがたくさんあります。
同僚にムカついたり、上司を殴りたくなるときもあるでしょう。
そうした一時的な感情で転職を考える人も多く、人によっては思い切って辞めてしまう人もいます。
ですが、こうしたストレスや一時的な感情で起こす行動というのは、大体間違っていることがほとんどです。
怒りなどの感情は「自分は悪くない」と自己正当化し、自分の行動を正しいと思い込みます。
つまり、冷静に周りが見えていなく、間違った選択をしていても気づかないのです。
一次的な感情での行動には自己正当化が働き、冷静に周りが見えなくなる。
ストレスが我慢の限界まで来て爆発したとしても、その爆発した状態が数週間続くことはありません。
どんなにストレスが溜まっていても、数日もすれば気持ちが落ち着き、冷静に周りが見えてくるでしょう。
転職で失敗して後悔する人の多くは、冷静になった瞬間に後悔することがほとんどです。
怒りやストレスは会社の悪い部分ばかりに目を向けさせます。
しかしそれは一時的な感情に振り回されてるだけであって、実際には大した問題ではないことが多いです。
もちろんブラック企業に勤めていたり、精神的に本当にヤバイ状態であるならすぐに仕事を辞めるのが正解です。
ですが、一時的な感情に振り回されると、本心とは違う行動を起こしがちなのは頭に入れておきましょう。
長期的な視野で考えていない
転職で失敗して後悔するパターンの2つ目は、長期的な視野で考えていないパターンです。
仕事は人生において欠かせません。
しかし、転職となると「人生」という長期的な視野ではなく、「今が嫌」という短期的な視野で行動しがちです。
私の友達の場合は、「もっと給料が高いところで働きたい」という短期的な視野で転職し、失敗して後悔することになりました。
転職先の給料は前の会社よりも高かったのですが、「働きやすさ」「職場の雰囲気」といった長期的に仕事をする上で大事な部分を考えていなかったのです。
仕事を完全に「お金を稼ぐもの」と割り切ることができれば、「もっとお金がほしい」という短期的な視野で転職しても成功したかもしれません。
ですが、友達はお金よりも「気持ちよく働けるかどうか」のほうを重要視する人でした。
にも関わらず、お金が欲しいという短期的な視野で転職してしまった。
これではうまくいくはずがありません。
自分が仕事に求めていることと違う行動をすると、後悔することになる。
仕事と人生は切っても切れない関係です。
だからこそ、転職するときは長期的な視野に立って考えなければなりません。
転職で失敗して後悔したくないのであれば、短期的な視野に振り回されて今の仕事を辞めるべきではないです。
仕事を辞めてから転職活動する
転職で失敗して後悔するパターンの3つ目は、仕事を辞めてから転職活動するパターンです。
転職を考えている人の中には、「今の仕事を辞めてから探そう」と思っている人もいるでしょう。
ですが、これは絶対にやってはいけません。
なぜなら、仕事を辞めて安定収入がない状態で転職活動をすると、「早く仕事しなければ」と焦りが生じ、色々と妥協した条件で仕事を決めてしまうからです。
その結果、もっといい会社で働きたいと思って辞めたにも関わらず、結局同じような会社に転職して働くことになります。
言うまでもなく、これは意味のないことです。
また、ある程度貯金がある人は「すぐ決まらなくても大丈夫」と言い、ゆっくりと希望の条件にある転職先を探そうとします。
もちろんこれもやってはいけないことです。
たとえ貯金があったとしても、中々仕事が決まらないと不安と焦りが生まれてきます。
そうした不安と焦りは、本当に転職したい会社ではなく、確実に採用してもらえる妥協した仕事探しになってしまうでしょう。
貯金があっても、安定収入がない状態は不安な気持ちを増大させ、転職活動にネガティブな影響を与える。
さきほどとは別の友達に、仕事を辞めてからのんびりと転職活動をはじめた人がいます。
その友達は「何とかなる」と安易に考えていましたが、1ヶ月2ヶ月と日に日に貯金が減っていくことに対して不安と焦りを感じていました。
結果、転職エージェントからある程度の条件を満たした仕事を紹介された瞬間、そこの会社に決めていました。
ですが、その会社は給料も以前の会社とあまり変わらず、職場の雰囲気と人間関係は以前の会社よりも悪かったようです。
当然、彼は転職して後悔する結果になりました。
結論、どうしても辞めざるを得ない理由がない限りは、仕事は転職先が決まってから辞めるようにしましょう。
転職で失敗して後悔しないために考えるべき3つのこと
ここまでは、転職で失敗して後悔するパターンを3つ紹介してきました。
転職で後悔する人にはいくつか共通点があり、特に転職先が決まっていないのに仕事を辞める人は大抵後悔することになります。
ですが、上記で紹介してきたパターンは事前にしっかりと考えておけば回避できるものです。
転職で後悔するのは、事前に考えるべきことを考えていないのが原因あることを頭に入れておきましょう。
そこでここからは、転職で失敗して後悔しないために考えるべき3つのことを解説していきます。
- 感情任せで転職しようとしていないかどうか。
- どうしても転職しなければならないのか。
- やりたいことや将来設計が明確か。
詳しく見ていきましょう。
感情任せで転職しようとしていないか
転職で失敗して後悔しないために考えるべき1つ目は、感情任せで転職しようとしていないかどうかです。
何度も言うように、一時的な感情で行動を起こそうとしているときは、まず自分を疑ってかかりましょう。
- 怒りなどの感情で決断していないか。
- 冷静に自分の状況を環境を見れているか。
- 今の仕事を辞めて万が一仕事が見つからなかった場合、大丈夫なのか。
こうした自問自答し、それでも転職しようと思ったときのみ行動するべきです。
今の仕事や会社の何が嫌なのか、どうして転職したいのか自分に問いかけ、一時的な感情ではなく明確な理由があって転職しようとしているかを確認する。
感情的に行動しようとしているときは、自分を客観視できていないため、転職する明確な理由がないことがほとんどです。
その場合、「誰々が嫌い」「仕事がつまらない」「やりがいがない」といった抽象的な理由で自分を正当化し、転職しようとします。
ですが、転職を考えるなら「仕事がどうつまらないのか?」「なぜやりがいがないのか?」「やりがいを感じるには転職しか手段はないのか?」まで考えるのが大事です。
ハッキリとした理由がないまま転職しても後悔するのは目に見えています。
転職するときは「今の会社ではダメな理由」と「転職してどうなりたいか」を明確にしてから決断するようにしましょう。
どうしても転職しないとダメなのか
転職で失敗して後悔しないために考えるべき2つ目は、どうしても転職しないとダメなのかを考えることです。
たとえば「給料が低いから」という理由で転職を考えているとき、「本当に今の給料じゃダメなのか?」と考える。
あるいは、「やりがいのある仕事がしたい」という理由で転職しようとする場合も、「今の仕事では本当にやりがいは感じられないのか?」と考える。
今の会社の不満な点を挙げればたくさん出てくると思いますが、その中には自分次第で解決できるものもあるはずです。
仕事のやりがいに関しても、やりがいは仕事内容や職種にあるものではなく、自分で生み出すことができます。
実際、転職しようと思えば思うほど、頭には現状に対する不満ばかりが湧き、今の仕事や会社の否定的な部分ばかり考えるようになります。
ですが、こうした考えも一時的な感情に流されていることが多いです。
大して嫌いではないものでも、自分に「嫌いだ」と何度も言い聞かせると、本当に嫌いになっていきます。
「転職しよう!」と思えば思うほど「転職するべき理由」ばかりが頭に浮かび、今の仕事のいい部分が見えなくなっていく。
当然、そのような状態で転職しても「なんで転職したんだろう…」と後悔することになります。
転職を考えているときは、必ず「自分が仕事や会社に求めていることは、本当に転職しなければ無理なのか?」と自問自答するようにしましょう。
やりたいことや将来設計が明確か
転職で失敗して後悔しないために考えるべき3つ目は、やりたいことや将来設計が明確になっているかです。
転職をするからには、やりたいことや将来設計が明確でなければなりません。
ただ今の環境から抜け出したい一心で、「辞めたい」「転職したい」と思って行動したところで、現実は何も変わりません。
- 将来自分はどうなりたいのか。
- やりたい仕事は何なのか。
- どういう仕事環境を望んいるのか。
この部分の設計図が決まっていないと、転職しても「ここじゃない」と何度も失敗し、時間を無駄にしてしまいます。
さきほど紹介した友達は、一時的な感情に流されながら短期的な視野で転職を繰り返しました。
ですが、将来設計というもっとも大事な部分を考えていなかったため、何度も転職で後悔しています。
そんな彼も最終的には自分の将来設計を考え、それを元に転職活動することで、今は満足した会社に勤めているようです。
「自分は本当にそんなに高い給料が欲しいのか」
「やっていて楽しいと感じる仕事はどんな仕事なのか」
彼はこの部分を、自分の価値観と照らし合わせて徹底的に考えたようです。
とにかく自分と向き合い、自分の将来について考え抜く。
そうすることで、自然と自分が求めている仕事や会社が見えてくる。
転職は、ただ繰り返せば当たりの会社がいつか見つかるわけではありません。
自分のやりたいことや将来設計を明確にしなければ、時間とエネルギーを無駄にするだけです。
転職で失敗して後悔したくないのであれば、めんどくさくてもきちんと自分と向き合うようにしましょう。
【まとめ】転職で失敗して後悔したくないなら、事前にしっかり準備しておくこと
今回の記事では転職で失敗して後悔するパターンを紹介し、転職で失敗して後悔しないために考えるべき3つのことを解説してきました。
まとめは以下のとおり。
- 転職で失敗して後悔する人は、一時的な感情で短期的な視野で行動している。
- 「仕事を辞めてから探せばいい」は失敗する可能性が高い。
- 感情的な転職のほとんどは失敗と後悔の元。
- 本当に今の職場を辞めないとダメなのかを考える。
- やりたいことを明確にした上で転職するのが大事。
転職で失敗して後悔する人にはいくつか共通点があり、その多くはしっかりと考えずに軽い気持ちで転職しています。
「今の仕事が嫌だから」「疲れるから辞めたい」「転職は辞めてから考えればいい」
このような考えで転職する人は大抵失敗し、後悔するのがオチです。
転職は人生の大きな決断だと言っても過言ではありません。
転職を考えている人は、まずは自分の将来設計を真剣に考え、それに基づいた仕事探しをしてみましょう。
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