【論理的思考とは】ロジカルシンキングが人生や仕事を成功に導く。

【PR】この記事には広告を含む場合があります。 
Pocket

最終更新日 2024年2月5日

こんにちは、竜崎(@ddd__web)です。

一般的に、物事の考え方には「論理的思考」「感情的思考」の二通りがあります。

よく「右脳重視の考え」「左脳重視の考え」と分けられたりしますが、論理的思考は左脳重視、感情的思考は右脳重視でおこなわれているというのが通説です。

そのため、右脳よりも左脳のほうが活発に活動している人は、物事を論理的思考で考えることが多く、何事もロジック重視で解決していきます。

一方、右脳のほうが活発に活動している人は、物事を感情的にとらえる特徴があり、決断や意思決定などを感情重視でおこなうことが多いです。

論理的思考はビジネスでは「ロジカルシンキング」などとも呼ばれ、問題を論理的に解決するために必要な思考法だと言われることも少なくありません。

実際、物事を論理的に考えられる人は、冷静に状況判断をおこない、対立や意見の相違を建設的に解決することができます。

そして論理的思考は、仕事やビジネスの場だけではなく、人生においても多くのメリットをもたらす思考法です。

今回の記事では、論理的思考とはどんなものなのかについて詳しく解説していきます。

後半では、論理的思考と演繹的思考の違い、論理的思考を鍛える方法まで紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

論理的思考とは

論理的思考というのは、物事を理論やエビデンスなどでガッチリと固め、頭の中にロジックツリーを描くことで段落ごとに意味や目的を明確にして考える思考法です。

現代ではよく「論理的思考が重要だ」と言われますが、物事を論理的に考えることはメリットばかりでデメリットはほとんどないと言えます。

物事を感情的に考えてしまうと、間違った行動を正当化したり、一時的な感情で突っ走ってしまうことが少なくありません。

一方、論理的思考は物事を合理的かつ論理的に分解して考えるので、状況を俯瞰した視点から見ることでき、主観ではなく客観的に判断を下せます。

ですが、後述するように感情的思考にもメリットはあり、すべてを論理的に考えればいいというわけではありません。

 

論理的思考が役立つ場面

論理的思考がもっとも役立つ場面は、仕事やビジネスでの意思決定・状況判断をするときです。

一つひとつ分解して論理的に考えることで、どうするのが最善か、なにがもっとも効率的かを見極めることができます。

そして、論理的に筋が通っている行動を実践すれば、大抵の仕事はうまくいきます。

勉強にしても、どう勉強するのが効果的か、勉強の目的はどこにあるのか、ゴールはどこなのかを明確にし、それに向けたロジックツリーを描き、論理的に正しい勉強方法を実践することができれば、勉強に費やす時間が無駄になることはありません。

物事を論理的に考えるというのはとても大事なことであり、日常生活で直面する出来事に対して論理的思考をベースに考えることができれば、ほとんどの問題は解決することができます。

悩みや迷いといったものも、「何に悩んでいるのか」「なぜ悩むのか」「どうすれば悩みがなくなるのか」を論理的に分解して考えれば、建設的な解決方法が浮かぶはずです。

少なくとも、仕事やビジネスでは感情ではなく論理を重視して考えるほうがうまくいくでしょう。

 

論理的思考と感情的思考はどちらも必要

基本的に、人生は論理的思考をしていたほうがうまくいきやすいく、仕事でも結果を出しやすいです。

目標や目的を明確にし、毎日必要なことを淡々と積み重ねていけば、大抵のことは成し遂げることができます。

ですが、何もかも論理的思考で考えればいいわけではなく、時には感情的思考が必要になる場面も人生にはあります。

論理的思考と感情的思考の違いは明確ですが、どちらも生きていくには必要な思考です。

もし感情的思考がない人間になってしまえば、人生において喜怒哀楽を感じることも減り、人間関係も損得勘定で考えるようになったりします。

人生を楽しく生きていくためには、論理的思考と感情的思考をうまくミックスさせ、場面によって使い分けるのがおすすめです。

 

感情的思考とは

感情的思考というのは、物事と向き合ったときに沸いてくる感情を第一に考える方法であり、言葉では表わせられない「心」の状態を重視する思考法です。

ですが、多くの人は「感情的思考をしよう!」としているわけではなく、一時の感情に流されて感情的思考を使っています。

感情的思考は仕事やビジネスにはあまり向いていなく、感情に流されて仕事をすると失敗に終わるのが常です。

感情は生きてく上で大事なものですが、論理的思考を使う場面で感情に頼った決断をすると後悔することになります。

 

感情的思考が役立つ場面

論理的思考が人生の大部分で大きなな力を発揮するのは事実ですが、だからといって感情的思考がダメなわけではありません。

感情的思考にも多くのメリットがあり、芸術の領域や創造的な活動の領域においては大きな力を発揮し、恋愛においても感情的な考えが大事になることが多いです。

仕事で何かをつくるクリエイターやアーティストは、論理よりも感情的思考で創作するほうがうまくいきます。

自分が今なにを感じているのか、どういった感覚なのか、その感情をどう表現するのかといった部分が創作では重要です。

そして、自分の心と深く向き合うためには感情的思考が不可欠となります。 

感情は一人ひとり異なっていて、怒りという感情を一つとってみても、ある人の怒りの感情と自分の怒りの感情は同じではありません。

喜びや悲しみ、愛しさやつらさ、楽しさや孤独感といった感情も、言葉として表現すれば同じですが、そこから感じることは一人ひとりまったく異なった感情です。

感情的思考をベースにすることは、自分だけの唯一無二の考え方をするということであり、芸術やアートといった領域においては絶大な力を発揮します。

恋愛においても感情的思考が強みになるのは同じ理由です。

 

論理的思考と感情的思考は対立する

一般的には、男性は論理的思考を好み、女性は感情的思考を好むといわれています。

さきほど解説した論理的思考は、仕事や人生、勉強といった場面では大きなメリットがありますが、恋愛においてはうまくいかないことのほうが多いです。

たとえば、女性は恋愛に対して「好き」という感情を第一に考えますが、男性はどちらかというと恋愛をメリットや利益として考える人が多くいます。

「好き」という感情をベースにして考えるのは感情的思考であり、恋愛をすることで得られるメリットについて考えるのは論理的思考の特徴です。

女性は恋愛に対して感情的思考を使うことが多く、自分の「好き」という気持ちにかなりの重き置いています。

人によっては「好き」という気持ちがあれば、不幸な出来事も乗り越えていけると思っている人も多いでしょう。

ですが、男性は感情よりも論理で考える傾向があるので、女性の考えとは対立してしまいます。

感情的思考と論理的思考が対立した場合、話合いで解決することは稀です。

感情を論理で押さえつけても争いが続くだけで、どちらかが相手の思考に合わせなければ解決しません。

人間関係においては、相手が論理と感情のどちらを重視するのかを知っておけば、無駄な対立や争いを避けることができるでしょう。

 

論理的思考と演繹的思考と帰納法の違い

論理的思考は物事を分解して考える思考法ですが、似たような方法に「演繹的思考」というものがあります。

一般的には、演繹的思考は論理的思考をするための手段のひとつとして考えられていて、論理的思考をするために演繹的思考を使うというケースが多いです。

演繹的思考とは、簡単に言えば以下のような思考法のこと。

  1. AはBより強い。
  2. BはCより強い。
  3. ゆえに、AはCより強い。

このように、演繹的思考は前提条件を確認した上で、ひとつの結論を導く思考法です。

AがBより強く、BはCよりも強い、それならAはCよりも強いのが当然ですよね。

それぞれの前提条件を確認し、それらの結果を足し合わせてひとつの結論にたどり着く。

これが演繹的思考であり、論理的思考をするための考え方のひとつです。

また、演繹的思考に似た思考法として「帰納法」というものもあります。

帰納法はそれぞれの物事から共通点を見つけ、そこからひとつの結論を見つけ出す思考法です。

  1. 最近の若者は外に出ずにゲームばかりしている。
  2. Switchなどのゲームの売り上げが上がっている。
  3. YouTubeでゲーム実況の動画が増えている。
  4. 結論、昔よりもゲームの需要が高くなっている。

こういった思考法を帰納法と言います。

演繹的思考と帰納法は、論理的思考をする上でよく使われるものなので、覚えておいて損はありません。

 

論理的思考を鍛える方法

最後に、論理的思考を鍛える方法をいくつか紹介していきます。

はじめにも言ったように、論理的思考は主に左脳を使っておこなうものですが、脳には可塑性(変化する性質)があるので、努力と経験によって脳を鍛えることができます。

つまり、論理的思考ばかりする人でも感情的思考ができるようになったり、感情的思考ばかりの人が論理的に物事を考えることができるようにもなるのです。

人生には論理的思考と感情的思考の両方が必要ですが、実際、人間は生まれつき感情的思考のほうが強い傾向があります。

誰だって、一時の感情に振り回されて間違った行動や失敗をしてしまったことがあるはずです。

人は論理的思考をすることが感情的思考をするよりも苦手で、行動においても論理的に考えて行動するよりも感情的に動いてしまうほうが多いのが事実。

そのため、論理的思考と感情的思考を場面によって使い分けるためには、意識的に論理的思考を鍛える必要があります。

 

常に「なぜ?」と疑問を持つ

論理的思考を鍛える方法としては、常に「なぜ?」「どうして?」と問いかけるのがおすすめです。

たとえば、街中ですれ違う人の服装について、「どうしてこの人はこういう服装をしているのだろう?」と考え、「おしゃれをする理由」について考え、その先に潜む心理について考える。

何事も「なぜ?」「どうして?」と疑問を持ち、その疑問を分解して深く考えることで、論理的思考力を鍛えることができます。

論理的思考を鍛える上で大事なことは、たどり着いた答えが正しいかどうかは気にしなくていいということです。

もちろん、正しい答えがあるならそれにたどり着くのも大切ですが、実生活の中では答えのない問題のほうが多かったりします。

そして、答えのない問題と向き合うときにこそ論理的思考力が大事になるのです。 

常に疑問を持つ癖をつけることで、自然と物事を客観的かつ論理的に考えることができるようになるでしょう。

 

小さな目標を作る

論理的思考は目標を達成するのに最適な思考法です。

仕事でも趣味でも、まずは何か目標を決め、その目標を達成するために必要なことを論理的に考える。

こうした習慣を持つことで、普段から論理的思考力が鍛えられていきます。

目標は大きなものではなく、小さなものでも問題ありません。

とにかく毎日目標を作り、その目標を達成するのに必要なことを考える、という習慣を持つことが大事です。

たとえば、

  • 異性からモテるという目標のために、どうすればいいかを考える。
  • ダイエットを成功させるためには、何をすればいいかを考える。
  • なりたい体のためには、どういう筋トレや食事をすればいいのかを考える。

こうした目標を作り、常に論理的思考をする癖をつけてみましょう。

そうすれば感情的ではなく論理的に考えられる脳に少しずつ変化していき、合理的かつ客観的な視点で物事を考えられるようになります。

 

【オススメです】電子書籍「自分を知る15の質問」が今だけ無料で貰えます

dm-header-sp11.jpg

自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。

「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。

 

まとめ:論理的思考がさまざまな場面で成功をもたらす

今回の記事では、論理的思考とはどんなものなのかについて詳しく解説してきました。

まとめは以下のとおり

今回の記事のまとめ
  • 論理的思考とは、理論やエビデンスを使いながら、物事を分解して考える思考法。
  • 論理的思考が役立つのは、仕事やビジネス、人生や目標を考える場面。
  • 人生には論理的思考と感情的思考の両方が必要。
  • 論理的思考と感情的思考は対立するもの。
  • 論理的思考をするために、演繹法と帰納法がある。
  • 論理的思考を鍛えるには、常に疑問や目標を作ることが大事。

論理的思考は仕事やビジネスの場、目標を達成するために役立つ思考法です。

物事を論理的に考えることで、冷静かつ客観的な視点、そして合理的な意思決定や判断ができるようになります。

人生には感情的思考が大事な場面もありますが、論理的思考を使いながら、必要に応じて感情的思考をするのがおすすめです。

論理と感情は対立するものなので、人間関係においては相手が論理重視なのか感情重視なのかを見ることで、意見の対立なども避けられるでしょう。

【Twitter】

Follow @ddd__web

【note】

https://note.com/liberty0201

【お問い合わせ】

https://zinsei-hack.com/otoiawase

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です