最終更新日 2023年6月13日
こんにちは、竜崎です!
よく大人たちは若者に対して、以下のようなことを言います。
- 「若いうちにたくさん遊んでおけ」
- 「モテるうちにたくさん恋愛をしろ」
- 「若いうちにこそ勉強しておくことも大切」
実際、何をするにしても若いうちからはじめるほうが有利であるのは間違いありません。
特に20代は体力・精神的にも一番活発な時期なので、何かに挑戦したり行動したりするのにはもってこいの時期です。
しかし、多くの人は何をすればいいのかがわからず、無駄に時間を浪費してしまっています。
- 20代でやっておくべきことって何だろう。
- 何かしなきゃと思ってるけど、何をすればいいかわからない。
- 将来「20代でやっておくべきだった」と後悔することは何だろう。
こう思っている20代の人たちも多いでしょう。
結論から言うと、20代でやっておくべきことは「将来の不安を解消すること」です。
なぜかというと、「20代でやっておくべきことって何だろう?」と考える人の根底には、将来への不安があるからです。
そしてその将来への不安は、一般的に言われている「20代でやっておくべきことの嘘」から生まれています。
そこで今回の記事では、世間一般の「20代でやっておくべきことの嘘」を解説し、後半では20代でやっておくべき3つのことを紹介していきます。
- 20代でやっておくべきことの嘘とは。
- 20代でやっておくべき3つのこと。
20代で何もやることがない、何をすればいいのかわからないと焦る人もいますが心配いりません。
今回の記事を読めば将来の不安の正体がわかり、20代で本当にやっておくべきことがわかるようになります^^
目次
世間一般の「20代でやっておくべきこと」の嘘
20代でやっておくべきことを考える前に、まずは「どうして20代でやっておくべきこと」を考えてしまうのかを理解しておきましょう。
その答えはさきほど言ったように「将来への不安」があるからです。
ではなぜ、将来への不安が生まれてしまうのでしょうか?
それはメディアや周りの大人たちに、「20代でやっておくべきことがある」と思い込まされているからです。
- メディアや大人たちの「20代でやっておくべきことがある」という主張を耳にする。
- 「将来のために何かしなければいけない!という不安が生まれる。
- 「20代でやっておくべきことは何だろう?」と考える。
ですが、これには注意点があります。
それは、一般的に言われている「20代でやっておくべきこと」の多くは嘘だということです。
多くの人は「やっておくべき」と思い込まされている
たとえば僕の知り合いに、「結婚は20代でしておくべき」と言っている人がいます。
この人は「結婚は20代でしかできないもの」「若いほうが結婚には有利」と考えているのです。
世間体なのか、それとも周りの人たちの意見なのか。
20代の若い人の多くは、親の考え、世間の一般論、メディアの情報、ネットの記事、J-POPの歌詞、ドラマや映画の物語などに多くの影響を受けています。
しかし、それらは「常識」や「世論」「普通」というものを伝えているだけで正解なわけではありません。
自分の頭でしっかり考えてみると、世間一般的に言われている「20代でやっておくべきこと」には何の根拠がないことに気づきます。
結婚にしても若いほうが有利になることもありますが、20代でなければできないわけではありません。
にも関わらず、「結婚は20代でしておくべき」と思ってしまうのは、世論によってそう思い込まされている状態です。
「20代のうちに」も「結婚しなければならない」も結局は世間の意見に過ぎず、自分が望んでいないのであれば結婚する必要はありません。
問題なのは「20代でしておくべき」と圧力をかけてくる、世間や周りの人たちです。
一般的に「20代でやっておくべきこと」として世間で言われていることの多くは、20代でなければならない理由はどこにもありません。
人生は年齢とともに自由になっていく
世間一般的に言われている「20代でやっておくべきこと」の多くは、間違いだらけです。
ですが、もし今「20代でやっておくべきことは何か?」と考えるのであれば、ほかにやるべきことの優先順位があります。
20代でやっておくべきことを考える人には将来への不安があると言いましたが、将来の不安は遊んでいるだけでは解消されません。
多くの人は、歳を重ねるたびに「できること」がどんどん限られていくと本気で思い込んでいます。
人生において若さこそが宝であり、老化は不自由への切符としか思っていない。
だからこそ、20代でできる限りたくさんのことをしておきたいと思う。
多くの人はやるべきことの優先順位を間違え、毎日遊ぶことが「20代にしかできないこと」だと思っています。
ですが実際には、人は歳を重ねるたびにどんどん自由になっていき、逆にできることが増えていきます。
小学生や中学生の未成年だった頃、食べたいものを好きに食べ、行きたいところにすぐに行けたでしょうか?
自分の行動を自分で好きに決めて、やることも住む場所も生き方も、すべて自分で自由に決めることができたでしょうか?
一般的に言われていることとは逆に、人生は歳を重ねるたびにどんどん自由になっていくものなのです。
「20代でやっておべきこと」に「たくさん遊ぶこと」と答える大人は、今の自分が不自由な状態だと言っているのと同じです。
それは「20代でやっておくべきこと」を間違った結果であり、本当にやっておくべきことをやっていれば、将来の自分のほうが20代より確実に自由になれます。
変わり続けることが大事
「若いときにしか○○はできない」と言っている人は、ただ若さだけが人生の宝だと思っています。
20代を過ぎればできることが狭まっていき、歳を重ねるにつれて不自由になっていく思い込んでいます。
本来なら年齢と共に成長し、自らの考えや価値観といったものも年齢に応じて変わっていくはずです。
ですが、老化を不自由への切符としか考えられない視野の狭い大人は、年齢と共に選択の自由が失われていくと勘違いしています。
大事なのは年齢とともに成長し、変わり続けること。
そして時間と共にさまざまなことを学び、経験を教訓とし、反省を糧にしていくことです。
そうすれば、世間一般的に言われている「20代でやっておくべきこと」や「若いときにしかできない」という意見に振り回されることもなくなります。
世論ではなく、しっかりと自分の価値観に従って生きていくこともできます。
では、本当に20代でやっておくべきこととは何なのか?
それについては、次で詳しく解説していきます^^
20代で本当にやっておくべき3つのこと
ここまでは、世間一般的に言われている「20代でやっておくべきことの嘘」を解説しました。
一般的に言われていることは間違っていることが多いですが、「20代でやっておくべきこと」というのは確かにあります。
それは、根本的な不安の原因を解消することです。
何度も言いますが、「20代でやっておくべきこと」を考える人には、将来への不安があります。
その将来への不安を一切なくすことは不可能ですが、自分の行動次第で和らげることは可能です。
そこでここからは、20代で本当にやっておくべき3つのことを解説していきます。
- とにかく目の前のことに全力を費やす。
- ひたすら自己投資をする。
- 経験と人間関係に時間を使う。
とにかく目の前のことに全力を費やす
20代で本当にやっておくべきことの1つ目は、とにかく目の前のことに全力を費やすことです。
というのも、20代でやっておくべきことを探す人は、「今」この瞬間を大切にしていません。
「今を生きろ」という言葉は使い古された言葉ではですが、実際に実践できている人はほとんどいないでしょう。
そもそも将来への不安などのネガティブな感情が沸いてくるのは、「今」というこの瞬間に集中していないからです。
とにかく目の前のことに全力で取り組んでいれば、不安になる機会はおどろくほど減ります。
「このままでいいのか」「もっとほかにやるべきことがあるんじゃないか」といったことばかり考え、いつも何かに悩んでいました。
ですが考えを改め、「人生はなるようにしかならない、とりあえず目の前の仕事に全力を費やそう」と決めたら、不安な気持ちがなくなりました。
たとえば20代前半の人であれば、勉強や読書、資格の勉強や何かしらのスキルを身につけることに全力を費やす。
さきほど言ったように、不安の感情が襲ってくるのは大体やることがないときか、惰性で仕事をしているときか、退屈で仕方がないときです。
将来への不安を解消するには、何かに没頭するしかありません。
そしてもっとも没頭しやすいのは目の前の事柄です。
ひたすら自己投資をする
20代で本当にやっておくべきことの2つ目は、ひたすら自己投資をすることです。
個人的な経験から言うと、20代でやっておくべきことを考える人は、周りの人たちよりも意識が高い傾向があります。
最近は「意識高い系」とバカにされることもありますが、意識が高いことは全然悪いことではありません。
ですが、意識が高くても空回りしていれば意味がありません。
高い意識を成長につなげるためには、自己投資が必須になります。
もちろん自己投資は20代でしかできないことではありませんし、30代でも40代でも、50代になっても自己投資はしたほうがいいです。
しかし、20代の若いうちは知識の吸収や学ぶ意欲が高いので、自己投資が将来何倍にもなって返ってくる可能性が高いのも事実です。
ひたすら自己投資して知識をつけることで、人生に対して冷静に向き合うことができ、必要以上に不安を抱くことも減っていく。
自己投資の方法としてはさまざまな方法がありますが、その中でも僕がおすすめする自己投資の方法は「読書」です。
特に古典は時間が経っても役立つ深い知識がたくさん身につくので、人生に対する深い学びを得ることができます。
また、以下の記事では「本を読む人と読まない人の違い」について解説していますので、こちらもぜひ読んでみてください^^
経験と人間関係に時間を使う
20代で本当にやっておくべきことの3つ目は、経験と人間関係に時間を使うことです。
人生は基本的に自分自身の経験と人間関係によってつくられています。
実際、将来への不安の中には「人間関係が希薄さ」が含まれていて、将来楽しい人生になりそうもないと思ったときに、人は不安になります。
そのため20代のうちから深い人間関係を築いておくことは、将来への不安を軽減してくれるでしょう。
人間関係の構築もある意味自己投資のひとつと言えますが、深い人間関係を築けている人は将来にそこまで不安を感じることはありません。
しっかり人間関係が築けていれば困ったときに助けてもらえますし、気の合う人たちとの明るい未来が想像できるからです。
人間関係の豊かさが将来の不安を拭きとばしてくれる。
また、人生経験が豊富な人も将来への予測が立てやすいので、落ち着いて自分の将来を想像することができます。
一方、経験が少ない人は人生そのものがわからないことだらけなので、不安などのネガティブな感情を抱きやすいです。
人が不安になるのは「わからないから」であり、経験と人間関係は将来の自分の姿をある程度ハッキリさせてくれます。
多くの人は歳を重ねると、経験や人間関係に時間を使うことを躊躇いがちになります。
だからこそ、20代のうちにある程度の経験を積んで人間関係を作っていくことが大事です。
【まとめ】20代でやっておくべきことは、将来的なリターンがプラスになること
今回の記事では、世間一般の「20代でやっておくべきことの嘘」を解説、「20代でやっておくべき3つのこと」を紹介しました。
- 世間一般的に言われている「20代でやっておくべきこと」の多くは間違い。
- 多くの人は「やっておくべきこと」と思い込まされている。
- 「20代でやっておくべきこと」を考える人には、将来への不安がある。
- 20代でやっておくべき3つのこと。
世間言われている「20代のうちに」「若いほうがいい」といったことは、ほとんどが20代以外でも可能です。
もちろん多少は有利になることがあるかもしれませんが、決して「20代でしかできないこと」ではありません。
多くの人は周りの大人たちの意見やネットメディアの記事、世間体や世論に振り回されて「やっておくべき」と思い込まされています。
「20代でやっておくべきこと」を考える人の多くは将来への不安を抱えていますが、それなら本当にやっておくべきことはその不安を解消することです。
その方法として、以下の3つを紹介しました。
- とにかく目の前のことに全力を費やす。
- ひたすら自己投資をする。
- 経験と人間関係に時間を使う。
将来への不安が出てくるのは、やることがない退屈な状態だからです。
目の前のことに没頭している人は、不安やネガティブな感情が入ってくることがありません。
また、自己投資は将来への不安を解消するのにもっとも効果的な方法であり、たくさんの知識をつけることであなたの将来は必ず明るくなります。
- 古典などを含む人生に役立つ読書。
- わからないことを自分で体験してハッキリさせる経験。
- 人生を豊かにする深い人間関係の構築。
間違った自己投資ではなく、正しい自己投資を20代のうちにしていれば、人生は歳を重ねるほど自由になっていきます。
目の前のことに没頭し、知識で自分を武装し、経験と人間関係という一生ものの資産をつくる。
これが20代で本当にやっておくべきことです。
********
記事の感想や質問、その他相談したいことなどがあれば、TwitterのDMや質問箱、メールなどでいつでもご連絡ください。
********