最終更新日 2024年12月9日
こんにちは、竜崎(@ddd__web)です。
現代では人生の選択に迷い、どう生きればいいのかわからなくなっている人は少なくありません。
高校⇒大学⇒就職と、普通の人生といわれている道をそのまま歩んでいるにも関わらず、多くの人が自分の理想と現実のギャップに悩み苦しんでいます。
「自分の人生はこんなものなのか」
「もっといい生き方があるんじゃないか」
親や学校の先生は「道」は教えてくれても人生の「生き方」までは教えてはくれません。
一般的な教育というのは、ただ世間的に「安定」といわれ「常識」といわれている道を歩ませることだけを目的としているからです。
道を選ばせた後の生き方においては「勝手に生きろ」というのが現代の教育方針。
これでは大人になった後に、人生の選択に迷ってしまう人が現れるのも当然ですよね。
そこで今回の記事では、人生の選択に迷ったときにするべきことについて解説していきます。
目次
人生の選択に迷うのはなぜか
誰もが知っているように、日本では小中学校は義務教育であり、身体的や経済的な理由がない限りは学校に通うことが義務とされています。
しかし、人生の中の学校というコンテンツは義務化されていても、「生きること」については義務化されているわけではありません。
つまり、言い方は悪いですが、結局のところ、生きるも死ぬも自分次第です。
人は生きる「権利」を持っているだけであり、生きることを「義務」として生きているわけではありません。
だからこそ、親や学校の教師は「人生の生き方」までは教えてはくれず、多くの人たちが大人になった後で人生の選択に迷ってしまうのです。
価値観がないと人生の選択に迷う
さきほど述べたように、生きることが人間の義務ではないとすれば、人間には「生きる」か「死ぬか」の2択が存在します。
そのため、人生の選択に迷ったときは「楽しく生きるにはどうすればいいか」を考えるのがおすすめです。
選択に迷ったとき、多くの人はあれこれメリットなどを考えながらどう生きるか選択しようとします。
ですが、それはしょせん枝葉末節であり、大事なのは「その選択が自分の人生を楽しくするかどうか」です。
人生の選択に大事なのは、その選択は自分の人生を楽しくするかどうか。
人生の選択に迷っている人の多くは、目の前の些細な問題を大きく考えすぎていて、本質的に大事なことには気づいてません。
どう生きるかは人それぞれ自由ですが、生きることの目的は大体の人が共通しているはずです。
「自分は楽しい人生を生きる」と決めてしまえば、その価値観に従って人生の選択を決めれば後悔することはないでしょう。
つまり、人生の選択に迷うのは、「自分はこう生きる」という価値観がハッキリ定まっていないからだと言えます。
人生は選択したほうを正解にしていくしかない
生き方というのは、選択肢のひとつに過ぎません。
そのため、たとえ間違った生き方を選択したとしても、また別な生き方を選択すればいいだけです。人生で一つの生き方しか選べないということはありません。
誰もが一度は他人に憧れたことがありますよね。
「自分もこの人のようになりたい」
「この人みたいな生き方がしたい」
人生の選択に迷っているときは、一度自分が憧れている人の人生と、自分の人生を照らし合わせてみるのもいいでしょう。
たとえそれで「間違った」「失敗した」と感じても、また別な生き方を選択すればいいだけです。
人の生き方は人の数だけあります。
生き方にはある程度「向いてる」「向いてない」は存在するかもしれませんが、そこに「正解」や「間違い」が存在するわけではありません。
たとえ悪いことをしてお金儲けをする生き方を選んだとしても、その生き方を選ぶことはその人にとっては善かもしれないのです。
他人に生き方に対する「間違っている」というのは世間的な反応でしかなく、どう生きるかは自分で考え、最終的には選んだ生き方を正解にしていくしかありません。
人生の選択は、選んだほうを正確にしていくしかない。
人生の選択に迷ったときにするべきこと
人生の選択に迷ったときは、「自分はどういう人生を楽しいと思うのか」を考えるのがおすすめです。
つまり、価値観の明確化ですね。
そして、ほかにもインプットの時間をつくったり、他人の真似をするのもいいでしょう。
以下では、人生の選択に迷ったときにするべきことをまとめて紹介していきます。
- 価値観を明確にする
- ひたすらインプットをおこなう
- 他人の生き方を真似してみる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
価値観を明確にする
人生の選択に迷ったときにまず一番おすすめなのは、自分の価値観を明確化することです。
価値観というのは、自分が人生において何を大切にしているかという核の部分であり、信念のようなものでもあります。
価値観に従う生き方というのは、自分が大切にしているもの、大事にしたいもの、絶対に譲れないものを最優先に考えて生きるということです。
たとえば、
- お金に価値観を置いているのであれば、とにかくお金をたくさん稼ぐ生き方をする。
- 趣味が生きがいの人は、毎日趣味に没頭できる時間を大切にする。
- 仕事が大事だという人は、仕事で結果を出すことに集中する。
という感じですね。
自分の価値観を明確にすることで、人生の選択に迷ったときでもどう選択すればいいのかがハッキリします。
さきほども言ったように、人生の選択に迷ってしまう人は、自分の価値観がわからず、他人の価値観や世間の価値観に流されているのが原因です。
そのため、人生の選択に迷ったときは、まずは自分の価値観を明確化してみましょう。
もし違和感を感じたなら、その都度再び自分の価値観を見直し、生き方を修正すればいいだけの話です。
ひたすらインプットをおこなう
インプットというのは、情報を自分の中に仕入れるという意味です。
人生に役立ちそうな、ありとあらゆる情報をとにかく頭の中に詰め込んでみる。
人は自分が知らない生き方については考えることができないため、人生の選択に迷ったときはとにかく視野を広げることが大事です。
インプットの方法としては、音楽でも映画でも読書でも何でもOK。
たくさん人と会う、旅に出てみる、やったことがないことに挑戦する、興味があることに片っ端からやってみるでもいいです。
- 本を読む
- 映画を見る
- 人と会う
- 旅に出る
- やったことがないことをやる
- 興味があることに取り組む…etc
まずは何よりも、経験を通して頭の中にインプットをおこなうようにしましょう。
不思議なことに、インプットが多ければ多いほど、ふとした瞬間にパッと何かが閃くことがあります。
これは情報と情報が頭の中で無意識に結びつくことで起こるものであり、インプットをおこなわずして視野を広げることはできません。
また、たくさんインプットした後には、しっかりと自分の頭で考える期間を持つことも大事です。
一定期間インプットした後は、同じ時間だけアウトプットの時間をつくるのがいいでしょう。
人生では何が生き方を決めるきっかけになるのかはわかりません。
人生の選択に迷ったときは徹底的にインプットをおこない、視野と世界を最大限に広げ、その中から自分の価値観に合ったものを選択するのがおすすめです。
他人の生き方を真似してみる
これはひとつ目に述べた、「自分の価値観に従って生きる」とは正反対のものですが、実は他人の生き方を真似することの中には学びが多かったりします。
生き方を真似する相手には自分が憧れている人を置き、「できるなら自分もこうした生き方がしたい」と思えるような人の生き方を真似してみましょう。
実際に他人の生き方を真似してみるとわかりますが、当然自分と他人の価値観は異なっているため、生き方を真似しているとどこかしらに違和感を感じます。
人は一人ひとりストレスの耐性も異なっていて、何に幸せを感じるか、何が好きで何が嫌いかも違うでしょう。
つまり、生き方を真似することで、改めて「自分と他人は違う」ということを実感できるのです。
他人の生き方を真似することで、自分の価値観が見えてくる。
普段は自分の価値観がわからなくても、あえて価値観に合わないことをすることで、自分の価値観を浮き彫りにし、わかりやすくさせるというやり方です。
人生の選択に迷っているときは、自分に合う生き方を探すよりも、自分に合わない生き方を消去していき、残った生き方を選択するほうが正解だったりします。
他人の生き方は真似するものではありませんが、真似するべきではないからこそ、そこには新しい発見があったりするのです。
まとめ:人生の選択に迷うのは悪いことではない
今回の記事では、人生の選択に迷ったときにするべきことについて解説してきました。
まとめは以下のとおり。
- 人生の選択に迷うのは、価値観がハッキリしていないから。
- 人生は選んだほうの選択を正解にしていくしかない。
- 人生の選択に迷ったら、まずは価値観を明確にすること。
- インプットの時間は視野を広げ、生き方の選択肢を広げてくれる。
- 他人の生き方を真似すると、自分の価値観がより明確になる。
何でもできる現代において、人生の選択に迷う人はとても多いです。
学校では実生活に役立たない知識ばかり頭の中に詰め込まれ、もっとも大切な「生き方」については誰も教えてはくれません。
人生はそれなりに長く、選択の迷いがあると生きること自体がつらく感じる人も少なくないでしょう。
ですが、結局のところ生き方というのは自分で見つけるしかありません。
そのためには、自分の価値観を明確にしたり、インプットをたくさんしたり、他人の生き方を真似してみるなどの方法があります。
人生の選択に迷ったときは、まずは自分に合わない生き方を排除し、残った生き方を選択してみましょう。
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