最終更新日 2024年12月9日
こんにちは、竜崎(@ddd__web)です。
突然ですが、みなさんは自分の人生がクソみたいだなと思ったことはありませんか?
- 何をやってもうまくいかず、生きててつまらない。
- 楽しいこともやりたいこともない、つまらない人生。
- 生きてても楽しくないし、この先もずっとこのままかと思うとしんどい。
私も昔はこうした考えを持って生きていました。何をやってもうまくいかないし、楽しいこともやりたいこともなく、生きてて意味があるのかと。
ですが、今は考え方が180℃変わり、人生を最大限楽しもうと思いながら生きています。
実際、クソみたいな人生を抜け出すために必要なことは多くありません。
というのも、クソみたいな人生を変えるには「行動」ではなく「考え方」を変えればいいだけです。
よく、「人生を変えるには行動を変える必要がある」みたいなことを言いますが、わざわざ行動を変えなくても、考え方を変えるだけで人生は楽しく生きられます。
人間の心や体、感情や情動、選択や決断、意志や行動といったものはすべて脳が源となっていますが、それはつまり、人生はすべて脳次第ということでもあり、幸せを感じたり楽しんだり喜んだりする鍵は、すべて脳が握っているということです。
そこで今回の記事では、脳科学的な観点からクソみたいな人生を抜け出す方法を解説します。
自分の今の人生がクソみたいだなと思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
クソみたいな人生を変えるには脳の状態が大事
「脳の状態」と聞くと、多くの人は何を言っているのかと疑問に思うでしょう。
ですが、人生を楽しく生きられるかどうかは、自分の脳次第です。
脳の状態が悪ければ人生はクソみたいに思えてきますし、状態が良ければ人生はバラ色に見てきます。
どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
脳の状態で人生の感じ方が変わる
近年は脳科学が発達したことにより、人生を楽しく生きる方法や幸せになる方法として、脳へのアプローチが注目されています。
現代ではわざわざ人の頭の中を解剖せずとも、最新技術によって頭の中を簡単にのぞけるようになりました。
そのおかげで感情と脳のつながりが明らかになり、脳の状態によって人生や世界の感じ方が変わることがわかってきています。
今までは「楽しく生きるためには行動を変えよう」「人間関係を充実させよう」といった外部的なアプローチが中心でした。
ですが現在では、行動を変えなくても脳の特定の部位に電気刺激を与えることで、人の幸福度が増すことがわかっています。
- 外部的なアプローチ⇒「行動を変えよう」「人間関係を充実させよう」
- 内部的なアプローチ⇒「脳の状態を変えよう」
つまり、脳の状態を変えることで人生は幸せにも不幸にもなるということです。
クソみたいな人生だと思っている人は、脳の状態が悪いために人生がつまらなく感じているだけなのです。
瞑想で脳の状態が変わる
近年よく話題に挙げられるものに「瞑想(マインドフルネス)」があります。
ここで瞑想が何の関係があるのかというと、実は瞑想には脳の状態を変える力があると言われているのです。
瞑想は前頭葉を活性化させ、恐怖や不安の感情を司る扁桃体の機能を抑制する力がつく。
人生がクソみたいだと感じる人は、将来への不安を多く抱えていたり、物事のネガティブな面ばかり見る傾向があります。
脳科学的に見ると、それは扁桃体が強く働きすぎている状態であり、扁桃体の働きを抑制すれば不安やネガティブな感情は落ち着くでしょう。
ですが、瞑想をすれば明日から人生がバラ色になるわけではなく、瞑想には注意点もあります。
というのも、瞑想は万人に効果があると実証されたものではなく、精神疾患を抱えている人や心が弱い人には逆効効果になる危険性があるのです。
瞑想は自己を見つめ直す作業ですが、精神に問題を抱えている人の多くは自己に意識が向きすぎているからこそ、うつ病などの精神疾患に陥ってしまいます。
そうした人にさらに自己を見つめる瞑想をやらせると、症状が悪化してしまうことがあるのです。
なので、ここでは「瞑想は脳の状態を変える」「不安やネガティブを抑制する」とだけ頭に入れておきましょう。
脳には可塑性がある
瞑想によって脳が変わるというのは、言い換えると「脳には可塑性がある」ということを意味しています。
可塑性とは、なにかしらの変化が起きたとき、時間が経ってもその変化の性質が後に残ることです。
脳の可塑性については、心理学者であり神経科学者であるエレーヌ・フォックスの「脳科学は人格を変えられるか?」という本が参考になります。
この本の中では、人の脳は楽観脳と悲観脳に区別でき、著者はそれぞれをサニーブレインとレイニーブレインと名づけています。
- サニーブレイン⇒太陽のように明るい脳。何事も前向きでポジティブに考える脳の状態のこと。
- レイニーブレイン⇒雨が降っているように暗い脳。いつもネガティブで後ろ向きなことばかり考えている脳の状態のこと。
言うまでもなく、人生を楽しく幸せに生きられるのはサニーブレインの持ち主です。
レイニーブレインだといつも何かに不安を感じ、うまくいかない人生をクソみたいな人生だと感じてしまいます。
ですが、著者は脳には可塑性があることを示し、元々レイニーブレインの持ち主であっても、考え方次第でサニーブレインに変わることができると言います。
つまり、人生への見方は変えられるということです。
脳をレイニーブレインからサニーブレインに変える。
これがクソみたいな人生から抜け出す第一歩になります。
サニーブレインとレイニーブレインについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、興味がある人は読んでみてください。
クソみたいな人生から抜け出す方法
ここまでは、脳の状態で人生を楽しく生きられるかどうかが決まることを解説してきました。
クソみたいな人生から抜け出すには、レイニーブレインからサニーブレインに変える必要があります。
では、どうすればレイニーブレインからサニーブレインに変えられるのか。
そのために必要なのは、以下の3つです。
- 脳に害のあることを避ける。
- ドーパミン中毒に気をつける。
- 脳を大切にする。
詳しく解説していきます。
脳に害のあることを避ける
脳には約1000億ものニューロンが存在し、さらにそのニューロンひとつひとつに何百ものシナプスの結合があります。
この事実だけでも、毎分毎秒脳がどんな作業をおこなっているのかを理解するのは不可能だとわかりますよね。
では。一体どうすれば複雑な脳の状態を良くし、サニーブレインとして気持ちよく過ごすことができるのか。
答えは簡単。
脳に害のあることを避け、気分が良くなることをやる。
これだけです。
誰でもやっていて気分が良くなることがありますよね。
- 歌を歌う
- 音楽を聞く
- 運動をする
- 写真を撮る
- 散歩をする
- 筋トレをする
- 本を読む
- 映画を見る
- ギターを弾く
- ゲームをする…etc
ほかにも、ドライブをしたり美味しいものを食べたり、友達と遊んだり恋人と旅行に行ったりなど、誰しも気分が良くなることが何かしらあるはずです。
そうした中で、脳にとって害のないこと、気分が良くなることだけをやっていれば、脳は常にベストな状態、サニーブレインの楽観状態を維持できます。
ドーパミン中毒に注意
さきほど「脳に害のあることを避け、気分が良くなることをやるのが大事」と言いました。
ですが、脳に害のあることが何かわかっていない人も多いので注意が必要です。
たとえば、美味しいものを食べることで気分が良くなる人は多いでしょう。これは食べるという行為により、脳内にドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンといった神経伝達物質が分泌されるからです。
ですが、現代で美味しいと感じる食べ物の多くは、実際には体や脳にとっては害になったりします。
もちろん何を食べるかによって脳への影響は変わりますが、砂糖がたっぷり入ったスイーツばかり食べるのは脳と体に悪いです。
同じく、油でギドギドになった食べ物や、トランス脂肪を使用した加工食品、異性化糖まみれのお菓子やアイス、ジュースなども体と脳には毒になります。
- 砂糖がたくさん入っているもの。
- トランス脂肪酸を使っているもの。
- 異性化糖が含まれたお菓子やジュース。
これらは脳にドーパミンなどの物質を放出しますが、その効果は一時的で長続きはしません。
ドーパミンは幸せを感じる脳の神経物質と言われるもので、ドーパミンが脳内に分泌されるほど人は気分が良くなってきます。
しかし、ドーパミンの放出による幸福感がクセになると、何かを消費したり手に入れたりしなければ幸福を感じられなくなります。
これはドーパミン中毒と呼ばれるもので、脳には逆効果です。
ドーパミン中毒になった脳は、刺激的なこと以外はつまらなく感じるようになります。その結果、平凡なことが続く人生をクソみたいに感じ、毎日つまらないと思うようになるのです。
脳を大切にする
脳にとって害のあることを避け、気分が良くなることをやるときのポイントは以下のとおり。
なるべくお金がかからず、一人でできて、脳がリラックスし、気分よく過ごせるもの。
たとえば、のんびり自然の中を散歩したり、運動をして身体を動かしたり、心地良い音楽を聴いたり、本を読んだりなどが特におすすめです。
脳に害のないことと、気分が良くなることをたくさんすれば、脳の状態はサニーブレインへと変わっていきます。
そうすれば人生への見方が変わり、環境は変わっていなくても毎日楽しいと感じるようになるでしょう。
もちろん、本当に豊かな人生を生きるためには最終的に行動を変える必要があります。
ですが、いきなり行動を変えても多くの人はすぐに挫折してしまうのがオチです。
とすれば、まずは脳の状態を前向きに変えてから行動を変えたほうが、より楽しく人生を変えていけます。
- 脳に害のあることを避け、気分が良くなることをする。
- 脳の可塑性によって、レイニーブレインからサニーブレインに変わる。
- 気持ちが自然と前向きになり、普段の行動が変わる。
- 結果、人生そのものが変わる。
- クソみたいな人生からの脱出。
クソみたいな人生から抜け出すのは「行動を変える」のではなく「脳を変える」ことです。
運動不足などの健康を気にする人は多いですが、本当に大切にすべきは脳なのかもしれません。
まとめ:クソみたいな人生から抜け出すには、まずは脳の状態から変えること
今回の記事では脳科学的な観点から、クソみたいな人生を抜け出す方法を解説してきました。
まとめは以下のとおり。
- 脳の状態が人生を楽しく生きる鍵。
- 脳には可塑性があるため、いつでも脳の状態を変えられる。
- クソみたいな人生に感じるのは、脳がレイニーブレインだから。
- 脳に害のあることを避けることで、サニーブレインになれる。
- クソみたいな人生を変えるのは、行動ではなく脳の状態。
脳は喜怒哀楽の感情を司っている場所であり、人生が楽しく感じるかつまらなく感じるかは脳次第です。
脳の状態がレイニーブレインだと常に不安でネガティブになり、クソみたいな人生を歩んでいると感じてしまいます。
一方サニーブレインだと、同じ環境でも前向きでポジティブに人生を捉え、楽しさを感じながら毎日を生きられます。
そして、今現在レイニーブレインな人でも、脳に害のあることを避けることでサニーブレインになれる。
それはつまり脳の状態を変えることができれば、誰でもクソみたいな人生から抜け出せるということです。
本ではよく「行動が人生を変える」と書かれていますが、まずは脳の状態を変えたほうが人生は楽しく生きられます。
クソみたいな人生から抜け出したいのであれば、まずは脳の状態をサニーブレインに変えてみましょう。
自分の考えがどうであれ、脳の状態が変われば自然と人生が楽しくなってくるはずです。
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